内田博幸騎手、共同記者会見【フェブラリーS】

この記事をシェアする

トピックス

-:ケガの具合はいかがですか?

内:トレーニングや馬に乗れる準備は常にやってきて、あと1~2週の内には100%の力で乗れるという自信がありました。今も乗れる状態ではあります。

-:今週の予定は?

内:G1の1頭だけ限定になります。

-:先週には復帰するという報道もありましたが、どういう出来事があったんですか?

内:調教を始めていましたけど、ちょっと痛めたところを捻って悪化してしまったので、自分の100%の状態で出られないな、と。このままだと関係者やファンに迷惑がかかるんじゃないかと思って取りやめにしました。

-:その後、馬には騎乗されましたか?

内:その後はずっと治療です。早く復帰出来るようにしてきました。今日はもう乗りましたけど、思ったより良い状態でした。

-:その復帰戦ですが、大変重要な一戦になります。

内:100の力で乗れないと申し訳ないと思っていたので、僕の方から藤原先生やオーナーに「他に誰かいたらそちらに」と言いました。でも二人から「内田で行きたい」という強い意思を伝えていただいたので、自分が出来る今の実力でやろうと思いました。

-:内田さんにとって、嬉しい言葉だったでしょうね。

内:こんなに大事な一戦で、まさか怪我をした自分をね。競馬からも遠ざかっているのに「ぜひ内田」と言っていただいて、懐の深い先生とオーナーだと思いました。

-:落馬されてからここまで、内田さんご自身の中にも焦りがあったのではないか思いますが。

内:落ちた当日に乗り替わって、それ自体が悔しくて。当日も時間が経てば乗れるんじゃないかと思っていましたけど、痛みが全然引かず、逆に強くなってきて。レントゲンで骨が折れているのが分かりましたから。次の週には、どうしても競馬を見ますので、見ながら「何で自分はこの場にいないんだろう?」と。一ヶ月くらい経ってしまうと、中央の騎手じゃないような気がして…。

-:自分が乗る予定だった馬に他のジョッキーが乗って勝つシーンもご覧になられたと思います。

内:他の人も上手いですからね。しょうがないですからね、自分の体がこうなってしまっては乗れませんし。でも、そういうのを吹き飛ばせるようにしたいですね。

-:フェブラリーステークスから再スタートになりますね。

内:ちょっと休みが増えましたけど、言い訳にならないので、一歩一歩上位に近づいて、ファンの皆さんに良いレースを見せられるような騎乗が出来るように頑張りたいと思います。

-:サクセスブロッケンについても厳しいレースになると思いますが。

内:どういう流れになるかは、正直、実際にレースをしてみなければ分かりません。
ある程度はイメージトレーニングをして、ブロッケンの良いところを出したいと思います。

-:今、不安なところはありませんか?

内:やると決めたら不安はありません。気持ち的にマイナスイメージを持ってしまうと、レースではもっとマイナスになってしまうので、逆に強気な位じゃないとレースで平常心を保てませんから。

-:レースまでの時間をどのように使いますか?

内:自分のイメージトレーニングと体のケアですね。やっぱり乗っていないので、正直、筋力が下がっていないとは言えないと思います。ケガする前と比べると筋力が下がっているのは自分でも分かっていますので、筋力や柔軟性をもっともっと付けて補えるように日曜日までやっていきたいと思います。

-:では、日曜日には心身共に充実した内田騎手を見られますね。

内:今、出来る範囲で頑張りたいと思います。

サクセスブロッケン
(牡5、栗東・藤原英厩舎)
父:シンボリクリスエス
:サクセスビューティ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:15戦7勝
重賞勝利:
09年東京大賞典(G1)
09年フェブラリーS(G1)
08年ジャパンダートD(G1)