【NHKマイルC】2週連続G1Vへ ジョーストリクトリ武豊「いろいろと考えて乗りたい」

ジョーストリクトリ

3日、NHKマイルC(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、ニュージーランドT1着のジョーストリクトリ(牡3、栗東・清水久厩舎)は、黒岩悠騎手(レースでは武豊騎手が騎乗予定)をCWコースで終い重点の調整。清水久詞調教師が「他の厩舎の馬と併せ馬みたいな形になりましたけども…」という誤算はあったものの、6F82.1-66.5-51.7-39.6-12.0秒の時計と動きは申し分ないもので、共同記者会見の表情も自信に溢れていた。

武豊騎手とは重賞で2度コンビを組んで5着と6着。大一番で期するものはあるはずで、天皇賞を制して勢いに乗る鞍上がどのような手綱捌きを見せるか非常に楽しみだ。


追い切り後、武豊騎手の一問一答は以下の通り。

●東京マイルは合うイメージ

-:跨がられた2戦の馬の印象はいかがですか?

武豊騎手:いい馬だなというのは当然印象としてありますけど、自分では結果が出せなかったので。前走は重賞を勝っているので、自分としては悔しさはありますね。

-:映像で確認されていればですが、前走の印象をうかがいたいのですが?

武:もちろん注目していましたが、完璧な競馬でラストもしっかり伸び切ったので。

-:そんな中で今回は東京のマイルという舞台ですが、どうイメージされていますか?

武:舞台としては東京の1600mは合っていそうなイメージはありますね。

-:具体的にはどんなところが合っていそうですか?

武:具体的に(笑)? そうですね。感覚で(笑)。

-:レース運びなどイメージはいかがですか?

武:まだ展開もちょっと予測つきにくいメンバーかなという感じなので。ただ、そんなにクセがあるタイプではないので、いろいろと考えて乗りたいと思います。

-:相手関係は混戦ムードも漂っていますが、気になる馬はいますか?

武:恐らく混戦だと思いますし、マイルのG1なので、ここを狙っている馬達が集まっているレースなので、難しいレースになるとは思いますね。どの馬とは言えませんけど。

-:清水調教師、武騎手のタッグといいますと、やはり先週のキタサンブラックを思い出すわけですが、やはりファンの期待もそこで高まると思います。

武:先週は一緒に勝てたので、今週もそうなれば嬉しいですね。

-:ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

武:トライアルのニュージーランドTを勝っている馬で出られるのでチャンスはあると思います。思い切って乗りたいですね。

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