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【平安S】G3の壁はナシ! 上がり馬グレイトパールが5連勝で重賞初制覇
2017/5/20(土)
5月20日(土)、3回京都9日目11Rで第24回平安S(G3)(ダ1900m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・グレイトパール(牡4、栗東・中内田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:55.7(良)。
2着には4馬身差で6番人気・クリソライト(牡7、栗東・音無厩舎)、3着には半馬身差で15番人気・マイネルバイカ(牡8、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。
内から押してコパノチャーリーがハナを主張。ドリームキラリ、ケイティブレイブと続き、アスカノロマン、ロワジャルダン、グレイトパールは中団、グレンツェント、タガノエスプレッソは後方に構え、クリソライトは離れたシンガリからの終い勝負に出る。
馬群は縦長となり、グレイトパールは仕掛け気味にポジションを上げて、直線入口では早めに仕掛けたケイティブレイブの直後まで進出。2頭が後続を離しての追い比べは残り200mで勝負が決してグレイトパールが独走。最後方から追い込んだクリソライトに4馬身差を付けてゴールへ飛び込んだ。
勝ったグレイトパールは、昨年10月にダートへ路線変更して無傷の5連勝。京都の1900mはこの平安Sを含めて4勝という抜群のコース相性で重賞初挑戦も難なくクリア。コパノリッキー、アウォーディー、サウンドトゥルーといったベテランが層の厚さを見せるダート中距離路線に楽しみな逸材が現れた。
馬主はH.H.シェイク・ファハド氏、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「素晴しい+冠名」。
- グレイトパール
- (牡4、栗東・中内田厩舎)
- 父:キングカメハメハ
- 母:フォーチュンワード
- 母父:デヒア
- 通算成績:8戦6勝
- 重賞勝利:
- 17年平安S(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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