【安田記念】5週連続東京G1・最終戦の見どころはココ!

エアスピネル

悲願のG1制覇に挑むエアスピネル

6月4日(日)、東京競馬場で行われる第67回 安田記念(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝1600m)の特別登録馬20頭が発表された。

世界のマイル王モーリス、昨年のマイルCSの覇者ミッキーアイルがともに引退し、混戦模様となっているマイル路線。新星として期待されるのはこの路線にシフトして持ち味を存分に発揮し始めたエアスピネル(牡4、栗東・笹田厩舎)。ここ2戦は惜敗も自身の上がりは32秒台をマークして瞬発力比べなら絶対の自信を持つ。ここで新時代のリーダーに名乗り出たい。

それを許さないのは経験豊富なG1ホース達。昨年の覇者ロゴタイプ(牡7、美浦・田中剛厩舎)は、以降、勝鞍はないものの、秋の天皇賞、香港マイルでともに差のない5着。年明け初戦の中山記念も0.2秒差の3着にまとめており、7歳を迎えたが、衰えはまるで見られない。

マイラーズCで2年半ぶりの復活Vを挙げたイスラボニータ(牡6、美浦・栗田厩舎)はいかなる条件、相手でも崩れない抜群の安定感が武器。ロゴタイプ同様、勝ち味に遅い面はあるものの、久しぶりの勝利をキッカケに皐月賞以来となる2つ目のG1タイトルを手に出来るか。そして、鞍上のC.ルメール騎手はヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービーとG1を3連勝中。否が応でも注目は集まるだろう。

レッドファルクス(牡6、美浦・尾関厩舎)は昨年のスプリンターズSの覇者で、この春は高松宮記念3着、そして前走の京王杯SCで重賞3勝目を挙げて、押しも押されもしないトップスプリンターに上り詰めた。今回は9着に敗れたデビュー2戦目以来となるマイル戦となるが、大きく成長した今なら十分克服可能だろう。

大阪杯2着で、国内のみならず、海外でも堅実な走りを見せるステファノス(牡6、栗東・藤原英厩舎)、昨年の大阪杯でG1馬5頭をまとめて破っている実力馬アンビシャス(牡5、栗東・音無厩舎)、末脚の破壊力はメンバー屈指で、前走は道悪に泣いたサトノアラジン(牡6、栗東・池江寿厩舎)の巻き返しも怖いところ。また、香港からビューティーオンリー(セ6、香港・A.クルーズ厩舎)、コンテントメント(セ7、香港・J.サイズ厩舎)の2頭が登録している。登録馬は以下のとおり。

  • 【外国馬】
  • コンテントメント 58 J.モレイラ
  • ビューティーオンリー 58 Z.パートン

  • 【優先出走馬】
  • イスラボニータ 58 C.ルメール
  • レッドファルクス 58 M.デムーロ

  • 【収得賞金順】
  • ロゴタイプ 58 田辺
  • ステファノス 58 戸崎
  • ディサイファ 58 四位
  • クラレント 58 岩田
  • サトノアラジン 58 川田

  • ヤングマンパワー 58 松岡
  • サンライズメジャー 58 池添
  • エアスピネル 58 武豊
  • トーキングドラム 58 石橋脩
  • アンビシャス 58 横山典

  • グレーターロンドン 58 福永
  • ロジチャリス 58 内田博
  • デンコウアンジュ 56 蛯名
  • ブラックスピネル 58 松山

  • 【以下、除外対象馬】
  • ダッシングブレイズ 58 ○○
  • ロンギングダンサー 58 横山和

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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