【エプソムC】一年ぶりの馬券圏へフルーキー「湿った馬場になりそうなのはいい」

7日、エプソムC(G3)の最終追い切りが栗東トレセンで行われた。

昨年の同レースで2着になって以降、馬券圏内から遠ざかってしまっているフルーキー(牡7、栗東・角居厩舎)。5月上旬から頻繁に時計を出し続け、最終追い切りは助手を背にCWコースで6F85.2-67.9-52.7-38.3-12.0秒をマーク。一杯に追われて1000万下の僚馬サンオークランドにクビ差先着を果たした。

岸本助手は「前走は久々にこの馬らしい脚を見せてくれましたね。毎日のようにジョッキー(和田竜二騎手)が付きっ切りで乗ってくれたことで気持ちも入ったんでしょう。それと比べると今回は少し大人しい感じもあるけど、状態はそんなに変わりませんよ。年齢も重ねてきたし、今は時計が少しかかるほうがいい。雨予報もあるし、湿った馬場になりそうなのはいいですね」と、復調気配を感じ取っていて、舞台設定の後押しを受けながらもうひと押しの活躍を期待している。