キタサンブラック9着惨敗…武豊「全部勝つのは難しい」海外遠征は断念へ

●6月25日(日) 3回阪神8日目11R 宝塚記念(G1)(芝2200m)

2着 ゴールドアクター(横山典騎手)
「別に馬場は気にしていなかったし、思い描いた通りのレース。いろんな条件によって戦法が変わるなかでも、内へ行くことも考えていた。なんといっても、きょうはデキが良かったからね。状態が本物じゃなかった天皇賞・春とは全然、違ったよ。自信を持って乗れたね。負けたことは残念だけど、よくがんばってくれた」

3着 ミッキークイーン(浜中騎手)
「前走は残念でしたが、力を示しています。やっぱり、走る馬です」

(池江泰寿調教師)
「かんばりました。緩い馬場でしたが、こなせる許容範囲。欲を言えば、前半5ハロンが1分を切るくらいに流れてほしかったですね。ラスト1、2ハロンは一番、鋭い脚を使っています。秋はエリザベス女王杯が大目標になりますね」

4着 シャケトラ(C・ルメール騎手)
「2番手を取れたが、リラックスできなかった。この馬場状態で、ずっと行きたがっていた。直線もがんばっているんだけど、止まってしまったよ。もっと落ち着いて走れていたら、いい勝負になったと思う」

5着 レインボーライン(岩田騎手)
「よくがんばっている。自ら動き、早めに脚を使ったのに、直線も我慢してくれたよ」

6着 ミッキーロケット(和田騎手)
「ゲートは出てくれました。でも、勝負どころで内に刺さってしまって。馬場は気にしていなかったのですが、難しい面が残ります」

7着 スピリッツミノル(幸騎手)
「内々を通り、早めに動きました。4コーナーでは上位を狙えると思ったのですが、馬場の悪いところを走りましたからね。最後に止まりました。馬の感じは良く、いいころの調子を取り戻しています」

8着 シュヴァルグラン(福永騎手)
「逃げもありかと思っていた。思ったより馬なりでハナに立てたよ。ペースは楽だったが、戸惑いがあったし、落とすだけ落としたんだけれども、スピ―ドアップしたとき、馬場に脚を取られた。外へ持ち出して、この馬もバテていないんだけどね。先行力が身に付いたのは、今後に向けての収穫。レースの幅が広がった」

9着 キタサンブラック(武豊騎手)
「雨は思ったほど降らなかったし、それほど応える馬場ではなかった。道中も不利があったわけではない。正直、よくわからないなぁ。狙ったレースを全部勝つって、ほんと難しいね」

※レース後、所有する北島三郎オーナーが凱旋門賞を含めた秋の海外遠征を断念すると明言。

10着 クラリティシチー(松山騎手)
「スタートが良く、馬なりで好位。枠も内目でしたので、ロスなく運べたのですが」