鮮やか!藤岡康&フルールシチーが直線一気V!…TVh杯

7月1日(土)、1回函館5日目11RでTVh杯(芝1200m)が行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の9番人気・フルールシチー(牝6、栗東・西園厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.1(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・タマモブリリアン(牝4、栗東・南井厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・モズハツコイ(牝6、栗東・牧田厩舎)が続いて入線した。

フルールシチーが鮮やかな差し切り勝ちを決めた。レースは人気のタマモブリリアン、ナインテイルズが競り合うような形で先行。フルールシチーは中団より後ろで脚をため、後方から4番手の位置で4コーナーを回った。直線でタマモブリリアンが抜け出しを図るが、残り100m手前からフルールシチーが1頭だけ違う脚色で猛追。ぐんぐん差を詰め、ゴール前でかわした。

勝ったフルールシチーは、昨年7月以来約1年ぶりの勝利。1600万下では着外が続いていたが、勝ち馬と差のないところまで追い込んでいた。デビュー当初は逃げ、先行の戦法で500万下を突破も、昨年の1000万下から脚質転換。初の函館で末脚を爆発させた。勝ち鞍はすべて芝1200mで、7月に3勝をマークしている。

馬主は株式会社友駿ホースクラブ、生産者は日高町の日高大洋牧場。馬名の意味由来は「花(仏)+冠名。母名より連想」。

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  • フルールシチー
  • (牝6、栗東・西園厩舎)
  • 父:サクラバクシンオー
  • 母:ブーケティアラ
  • 母父:アグネスタキオン
  • 通算成績:31戦5勝


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