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格が違う!ワンスインナムーンが2番手からきっちり差し切り勝ち!…テレビユー福島賞
2017/7/1(土)
7月1日(土)、2回福島1日目11Rでテレビユー福島賞(芝1200m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の1番人気・ワンスインナムーン(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.6(良)。
2着には半馬身差で2番人気・アレスバローズ(牡5、栗東・角田厩舎)、3着には1馬身1/4差で11番人気・ユキノアイオロス(セ9、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。
なお、マルヨバクシンは直線で田辺騎手が落馬し競走中止。
内からアポロシンザンが主張してハナへ。それをワンスインナムーンがピタリと付ける形。アレスバローズはそこから一歩引いて好位の内を追走。中団の内目をラズールリッキー、その後ろにユキノアイオロスが控える。
直線を向く頃にはワンスインナムーンがほぼ先頭で押し切り態勢。アレスバローズが外に持ち出して追撃するも2着まで。最内にこだわったユキノアイオロスがラズールリッキー、アポロシンザンを交わして3着に割って入った。
勝ったワンスインナムーンは2走前の京都牝馬Sでレッツゴードンキの2着がある。降級を経て収得賞金が1550万円となり1600万下クラスでの出走となり、結果的に格の違いを見せつけた。半弟に17年橘Sを制したディバインコード、近親には08年小倉サマージャンプを制したバトルブレーヴがいる。馬主は有限会社いとはんホールディングス、生産者は新ひだか町の岡田スタツド。馬名の意味由来は「月一回起こる(Once in a blue moonより)」。
1着 ワンスインナムーン(石橋脩騎手)
「ゲートを出たら余計なことを考えずに先行すれば良いと思っていましたし、もしゲートを出なければ直線で外に出そうと思っていました。上手くゲートを出てくれましたし、良いスピードを見せてくれました。調教で乗って馬が出来ているのは分かっていましたし、よく頑張ってくれました。降級戦ですぐに勝ち上がれて良かったです。とても良い馬ですし、これからが楽しみです」
2着 アレスバローズ(菱田騎手)
「良いスタートを切って、終始絶好の位置で競馬が出来ました。最後も伸びていますが、勝ち馬に二枚腰を使われた感じです」
3着 ユキノアイオロス(横山典騎手)
「よく頑張っています」
4着 ラズールリッキー(大野騎手)
「トモのハマりが今ひとつで行き切れませんでしたが、この形でもしっかり脚が溜まって終いに伸びたことは収穫です。これなら注文を付けなくても、競馬が出来るかもしれません」
5着 アポロノシンザン(津村騎手)
「スタートが良かったですし、押さなくてもスッと行けたように良いスピードがありますね。1200でも大丈夫ですが、1400くらいの方が溜めがきいてむしろ良いかもしれません」
- ワンスインナムーン
- (牝4、美浦・斎藤誠厩舎)
- 父:アドマイヤムーン
- 母:ツーデイズノーチス
- 母父:ヘクタープロテクター
- 通算成績:14戦5勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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