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母はダリア賞を制したパドブレ!パッセ&岩部純二が3馬身差の完勝!…福島新馬
2017/7/2(日)
7月2日(日)、2回福島2日目6Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、岩部純二騎手騎乗の2番人気・パッセ(牝2、美浦・蛯名厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.7(良)。
2着には3馬身差で3番人気・シャインカメリア(牝2、美浦・小野次厩舎)、3着にはハナ差で5番人気・サクライザベル(牝2、美浦・伊藤正厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマイネルニュース(牡2、美浦・伊藤大厩舎)は6着に敗れた。
ポンと好スタートを切ったシャインカメリアがそのままハナへ。それを見る形でパッセが2番手を追走、その内目にサクライザベルが並ぶ。人気のマイネルニュースは中団で鞍上の手がしきりに動いている。
スタートからスピード能力を見せていた3頭が一団となって直線へ。横並びの追い比べとなり、最も外にいたパッセが抜け出すと、逃げたシャインカメリアが2着に粘り、3番手のサクライザベルがそのままなだれ込んだ。
勝ったパッセの母パドブレは08年に新馬戦→ダリア賞を連勝して阪神JFやオークスにも出走している。近親にはオープン入りを果たしているロングオベリスクがいる。手綱を執った岩部純二騎手は今年初勝利。馬主は有限会社ミルファーム、生産者は浦河町のミルファーム。馬名の意味由来は「バレエ用語。母名より」。
1着 パッセ(岩部騎手)
「初めての調教で乗ったときに、これは違うと思いました。ゲート練習に時間がかかりましたが、実戦では問題ありませんでしたし期待通りの走りを見せてくれました」
2着 シャインカメリア(吉田豊騎手)
「ゲートが速かったですし、超ピッチ走法でした。手前を替えますしムキにならずに走れるので、距離は1400くらいまでこなせるのではないかと思います」
3着 サクライザベル(江田照騎手)
「スッと出て良い位置につけられましたし、センスが良いですね。初戦としては良い内容だったと思います」
4着 ニシノラプランセス(内田博騎手)
「ゲート練習でも出は速くなかったと聞いていましたし、今日もテンはついていけませんでした。終いは良く伸びていますし、頑張っていると思います」
5着 ソイルトゥザソウル(田中勝騎手)
「まだ馬が若いですけど、新馬ですし仕方ないですね。これから良くなってきそうな感じがします」
6着 マイネルニュース(柴田大騎手)
「先生も話していましたが、ダート向きのタイプかもしれません。グングンと伸びるというフットワークではありませんし、距離も含めていろいろ試しながら適性を探っていくと良いと思います。馬は悪くないですよ」
- パッセ
- (牝2、美浦・蛯名厩舎)
- 父:パイロ
- 母:パドブレ
- 母父:ホワイトマズル
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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