【中京記念】前走レコードVのブラックムーン「今回の方が具合がいい」

ブラックムーン

19日、中京記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、米子Sをレコード勝ちしたブラックムーン(牡5、栗東・西浦厩舎)は、国分優作騎手(レースではM.デムーロ騎手が騎乗予定)を背にCWコースで5F71.7-53.6-38.5-11.9秒をマーク。ゆったりとした入りから徐々にピッチを上げ、直線で軽く促すと弾けんばかりのフットワークで一気にゴールを駆け抜けた。

手綱をとった国分優騎手は「先週にしっかりと追い切ってあるので、今朝は半マイルから反応を確かめる程度でやりました。ストレスなく走れていたし、おしまいもしっかりしてました。前走時は1週前に追い切りをつけましたが、今回の方が具合がいいと感じました」とデキの良さをアピールする。

ここまで重賞は3回使って6、9、8着と結果を残せていないが、キャピタルSは3馬身差。前走の米子Sはレコードタイムで1番人気に応えるなど、タイトル奪取は目の前で、国分優騎手も「重賞ではなかなか自分の競馬ができていませんが、通用する力はあると思います」と能力を高く評価。連勝を決めてサマーマイルシリーズをリードしたい。