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【クラスターC】浦和に移籍のブルドッグボスが昨年2着の舞台で重賞初制覇!
2017/8/16(水)

8月15日(火)、盛岡競馬場で行われた交流重賞・クラスターカップ(Jpn3)(3歳以上 別定 1着賞金2300万円 ダート1200m)は、左海誠二騎手騎乗の4番人気・ブルドッグボス(牡5、浦和・小久智厩舎)が優勝。好位からレースを進め、直線で外から差し切った。勝ちタイムはレコードの1.08.8(稍重)。
2着にはクビ差で3番人気・ラブバレット(牡6、岩手・菅原勲厩舎)が粘り込み、3着には2馬身差で逃げた1番人気・サイタスリーレッド(牡4、栗東・佐藤正厩舎)が入線した。
勝ったブルドッグボスは今年5月までJRAに在籍。デビューから17戦連続で掲示板を確保してオープン特別を3勝し、昨年のかきつばた記念とクラスターCは2着と重賞制覇まであと一歩だった。浦和競馬へ移籍して初戦の7月25日習志野きらっとスプリント(船橋ダート1000m)は3着に敗れたが、2戦目でJRA勢を相手に初タイトルをつかんだ。地方馬のクラスターC制覇は13年のラブミーチャン(笠松)以来4年ぶりで、地方馬のワンツーとなった。
馬主はHimRockRacing、生産者は浦河町の鮫川啓一氏。馬名の由来は「犬の品種名+ボス」。
「速い馬だとは聞いていたんですけど、自分の予想以上に速かったですね。ちょっとスタートは上手じゃないとは聞いていたんですけど、普通には出てくれたので、ポジション取りに行って、もしかしたらハナも行っちゃうのかなというくらいの勢いがついたんですけど、外から主張する馬がいたので下げる形になりました。返し馬の時から、久しぶりに『これはすごい馬だな』と思う馬に跨りました。道中も力むことなく自分のリズムでは走っていたんですけど、少し気を抜くところもあるから気をつけろよという指示も受けていたので、そこだけは気をつけていました。ただ、速く抜け出したらちょっと遊びそうな感じもしたので、そのあたりは直線で注意して、前をとらえることはできると思ったので、あとは後ろから来る馬をどう阻止しようかなと考えていました。本当にジョッキーに対しても素直で、力があって、何も言うことがない馬だと思います。今後も楽しみだと思うので、もっともっと強い馬に成長していってくれればいいなと思います」
- ブルドッグボス
- (牡5、浦和・小久智厩舎)
- 父:ダイワメジャー
- 母:リファールカンヌ
- 母父:デインヒル
- 通算成績:21戦8勝
- 17年クラスターカップ(Jpn3)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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