【札幌記念】函館記念4着経てアングライフェン「前走での経験が糧になれば」

札幌記念、アングライフェンの最終追い切り

16日、札幌記念(G2)の追い切りが札幌競馬場で行われた。

前走、函館記念(G3)で4着のアングライフェン(牡5、栗東・安田隆厩舎)は、安田翔伍調教師を背に芝コースで追われ、5F66.8-50.8-37.0-11.8秒をマークした。

【安田翔伍調教師のコメント】
「前走は他馬に寄られた影響もあって着順としてはもったいなかったですけど、勝ち馬が早く動いたときに対応していけましたし、厳しい競馬を経験したことが糧になればと思います。環境が変わると体が減るタイプなので、前走後は短期放牧に出しました。フックラして札幌競馬場に入ってきました。
今週の追い切りでは、体がある分ムキにならないかどうかを確認しました。少し力もうとしている感じはありましたが、元々そういうタイプですし許容範囲内です。手前も替えていましたし、コーナーを4回回るコース形態を経験してきたことで馬が学習していますね。馬場としては同じ洋芝でも少し力のいる函館の馬場の方が合うタイプかと思いますが、滞在で臨めることはプラス材料です。前走は、ハンデの恩恵もありましたし馬場もシブッて得意な条件だったので勝ちに行く競馬をしましたが、今回は定量戦でメンバーも揃うので折り合いを重視したレース運びになると思います」