【キーンランドC】連覇が懸かるブランボヌール「時計が極端に速くならなければ」

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うブランボヌール

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うブランボヌール

23日、キーンランドカップ(G3)の追い切りが札幌競馬場で行われた。

前走、函館スプリントステークスで9着だったブランボヌール(牝4、栗東・中竹厩舎)は、助手を背にダートコースで追われ、6F83.8-67.4-52.4-38.5-12.5秒をマークした。

【中竹和也調教師のコメント】
「前走は時計が速かったですね。見た目にも野芝のようにビシッと生え揃っていてすごい馬場でした。今回は、馬場的にも前走のようなスピード競馬にはならないでしょう。近走の不振は季節的なものですし、馬はもう出来ていて完成されています。今週水曜日の追い切りは、狙っていた訳ではなく自然と他厩舎の馬と併せる形になりましたが、リズムを守って走れていましたしかえって良かったと思います。体も張りがあって良い感じです。時計が極端に速くならなければいいですね」

【柴田助手のコメント】
「前走は速い流れに巻き込まれてしまいました。この中間は稽古で乗っていてもこちらがシンドいくらい、馬の調子は良いです。先週の1週前追い切りは馬場が悪かったですけど、終いまでしっかり負荷をかけられましたし動きは良かったです。カイバも食べていますし、環境の変化にも対応できています。減っていた体も戻っていますし、稽古でしっかり乗りながら体が増えているのは良いと思います。去年のこのレースよりも斤量が4キロ増える点は気になりますが、ここで賞金を加算したいです」

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うブランボヌール