【戸塚記念】カンムルが好位抜け出し快勝！1番人気ブラウンレガートはまさかの5着

2017/9/7(木) 

【クイーンＳ】なぜあの騎手が札幌に！？この舞台で強い血統とは？

提供：重賞トレンドジャッジ

9月7日(木)、川崎競馬場で行われた南関東重賞・第46回 戸塚記念(S2)(3歳 別定 1着賞金：2000万円 ダート2100m)は、左海誠二騎手騎乗の4番人気・カンムル(牡3、浦和・小久智厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.17.4(重)。

2着に2馬身半差で2番人気・キングガンズラング(牡3、船橋・矢野義厩舎)、3着には大差で9番人気・キャッスルクラウン(牡3、船橋・渋谷信厩舎)が続いた。1番人気に支持されたブラウンレガート(牡3、大井・阪本一厩舎)は勝ち馬から3.7秒差の5着に終わっている。

テンから飛ばしたのはサイバーエレキング、オリジナルポイント、キャプテンロビンなど。人気のブラウンレガートをマークするようにカンムル、キングガンズラングなどは4～5番手付近。2周目の向こう正面を向くと、一気にカンムルが先頭へ。他馬もポジションを押し上げる中、ブラウンレガートも進出を図るが、ブレーキを掛けるようなロスも。 3角を過ぎるあたりには、カンムルが抜け出し、追随出来たのがキングガンズラングだけという様相に。最後は2頭の追い比べとなったが、カンムルが寄せ付けなかった。

勝ったカンムルは昨夏にJRAの美浦・松永康利厩舎からデビュー。中央時代は1勝を挙げ、今年1月の浦和・ニューイヤーCで転入初戦を迎えると、早速3着に。続く雲取賞で転入後初勝利をマークし、その後は重賞戦線へ。羽田盃、東京ダービーにも駒を進めたが、前走の黒潮盃で2着。初めて重賞で連対していた。馬主は小島學氏、生産者は藤本ファーム。

【左海誠二騎手のコメント】
「素直に嬉しいですね。馬も状態が良さそうだったので、自信を持って乗りました。必死だったので、なんとか最後は頑張ってくれという思い。でも、頑張っれくれたのは馬なので、カンムルに感謝です。まだまだ力をつけていきそうな雰囲気なので、大事に育てていきたいと思います。これからもケガに気をつけて、一つ一つ大事に騎乗していきたいですね」

左海誠騎手は先月のクラスターC(Jpn3)に続く小久保厩舎とのコンビで重賞制覇

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