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大ケガ乗り越えた三浦皇成騎手がJRA通算600勝を達成!
2017/9/16(土)
9月16日(日)、4回中山3日目1Rでシスル(牝2、美浦・新開厩舎)に騎乗して1着となった三浦皇成騎手(美浦・鹿戸雄厩舎)が、JRA通算600勝を達成した。
三浦騎手は東京都出身で2008年にデビュー。1年目からフィフスペトルの函館2歳Sで重賞初制覇を飾り、武豊騎手の69勝を大きく上回る新人年間最多の91勝を挙げた。2年目の2月にJRA通算100勝に到達すると、9月にはイギリスで海外初勝利もマーク。2011年9月にタレントほしのあきと入籍。2012年に300勝、2013年に400勝と勝ち星を重ねた。
2016年8月14日の札幌7Rで落馬し、9本の肋骨、骨盤などの骨折のほか、左血気胸、左副腎損傷などの重傷を負った。一時は生死をさまよったが、妻ほしのあきとの二人三脚で壮絶なリハビリを乗り越え、8月12日の札幌競馬で約1年ぶりに復帰。同日にいきなり2勝を挙げるなど、復活への第一歩を刻んだ。重賞は通算10勝しているが、JRAでのG1勝利はなし。
【三浦皇成騎手のコメント】
「600勝という数字は、ケガをする前には意識していた数字でしたが、復帰してからは忘れていてレース前も意識はしていませんでした。後輩たちが頑張って競馬を盛り上げている中で、自分も足踏みせず達成できて良かったと思っています。今後は、応援してくださっているファンの方々や関係者の方々からもG1レースでの勝利を期待されているので、G1レースでの勝利のみならずリーディング争いもできるように、もっともっと自分自身を磨いていかなければならないと思っています」
- 三浦 皇成
- (みうらこうせい)
- 1989年12月19日生まれ
- [初免許年] 2008年
- [所属] 美浦・鹿戸 雄一
- [平地初騎乗] 2008年3月1日2回中山1日目1Rモエレロングラン(6着/16頭)
- [平地初勝利] 2008年3月1日2回中山1日目10Rフェニコーン(1着/13頭) [2017年度成績] 65戦9勝
- [生涯成績] 6887戦600勝(うち障害0戦0勝)
- ※成績は記録達成時点
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