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【東京盃】南関ワンツー キタサンミカヅキが鮮やかに差し切って重賞2連勝!
2017/10/4(水)
10月4日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第51回東京盃(Jpn2)(3歳上 別定 1着賞金3500万円 ダート1200m)は繁田健一騎手騎乗の7番人気・キタサンミカヅキ(牡7、船橋・佐藤賢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.1(良)。
2着に半馬身差で3番人気・ブルドッグボス(牡5、浦和・小久智厩舎)が入り、地元・南関東勢のワン・ツー・フィニッシュ。3着には3/4馬身差で1番人気・ニシケンモノノフ(牡6、栗東・庄野厩舎)が続いた。
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ナックビーナスが出遅れて後方から。先手を取ったのはシゲルカガで、コーリンベリー、トウケイタイガー、ニシケンモノノフも差がなく続き、ブルドッグボスは人気どころを見ながら中団に待機。キタサンミカヅキは更に後ろから末脚勝負にかける。
直線に入るとシゲルカガは後退し、スッとポジションを上げていたブルドッグボスが満を持して先頭に立つ。そのまま押し切るかに見えたが、繁田健一騎手のアクションに応えてキタサンミカヅキが外から強襲。半馬身交わしたところがゴールだった。
勝ったキタサンミカヅキは、転入初戦となった前走のアフター5スター賞に続く重賞連勝で、交流重賞は初勝利。7歳秋を迎えたが、新天地の水が合うのか、自慢の末脚に一層磨きがかかった印象。優先出走権を獲得したJBCスプリントでどんな走りを見せるか楽しみだ。
馬主はキタサンブラックなどで知られる、北島三郎さんの大野商事、生産者は日高町の広中稔氏。馬名の意味由来は「冠名+三日月」。
1着 キタサンミカヅキ(繁田健騎手)
「ちょっと身体が増えていましたが、パワーアップしていました。タメればキレる馬。自信を持って乗りましたよ。最後、交わせるかという着差でしたが、交わせて良かったです。前回より良くなっていますし、このまま順調に本番へ向かってほしいです。今日は北島オーナーの誕生日。勝てて良かったです」
2着 ブルドッグボス(左海誠騎手)
「どうしてもゴール前で遊ばれてしまいますね。たら、ればですが、内枠だったら……。ただ、馬は良くなってます。浦和より大井は乗りやすいです。次は巻き返したいです」
3着 ニシケンモノノフ(横山典騎手)
「頑張りました。久々ですからね」
4着 ショコラブラン(戸崎騎手)
「競馬は上手な馬ですが、今日は遅くなったところでハミとりが良すぎたところがありますね。それに、もう少し軽い馬場が良さそうです」
5着 ドリームバレンチノ(岩田騎手)
「よく走ってくれてるんですけどね。ラスト100で止まってしまいました。休み明けの分でしょうね」
7着 トウケイタイガー(川原正騎手)
「相手が強いね……。スンナリ行けると思ったんだけど。行ききれば違ったかもしれませんが、それでも止まっていたかもしれません」
9着 ナックビーナス(武豊騎手)
「スタートを心配していたんですけどね。初めてのダートスタート。こんなケースも覚悟していましたが、今日はゲートに尽きます。でも、ダートはあいそうですよ」
キタサンミカヅキ
(牡7、船橋・佐藤賢厩舎)
父:キングヘイロー
母:キタサンジュエリー
母父:サクラバクシンオー
通算成績:43戦8勝
(地方通算:2戦2勝)
重賞勝利:
17年東京盃(Jpn2)
17年アフター5スター賞(S3)
柔道家の篠原信一さんがプレゼンターを務めた
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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