【秋華賞】リスグラシューは3つ目の銀メダル 武豊「勝ったと思ったけど残念」

秋華賞

●10月15日(日) 4回京都5日目11R 第22回 秋華賞(G1)(芝2000m)

最終的には4番人気となったが、前日最終オッズでは1番人気に推されていたリスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)が2着。先に抜け出したモズカッチャンを交わして意地は見せたが、これで3つ目のG1銀メダルとなり、武豊騎手は「惜しかったね。この馬のレースはできたんですが……。この馬自身は『あれがなければ』ということもなく、勝ったと思ったけど、残念です」と唇を噛んだ。

オークス2着のモズカッチャン(牝3、栗東・鮫島厩舎)は、積極果敢に動いて直線入口で先頭。一旦はリードを広げたが、最後に力尽きて3着。M.デムーロ騎手は「1、2コーナーの間で落鉄しました。追い出して右手前になっときに気にしていました」と言葉少なにコメント。何とも悔しい一戦となった。

ローズSを鮮やかな末脚で差し切ったラビットラン(牝3、栗東・角居厩舎)は、2着争いから3馬身差の4着。「付けるところには付けられましたが、向正面で手応えがなくなりました。馬場もあるのかな。距離は大丈夫だと思います」と和田竜二騎手。今後どういった路線を歩むかも注目される。

1番人気に支持されたアエロリットはモズカッチャンと並ぶように直線を向いたが、伸びを欠いて7着。横山典弘騎手は「馬場や枠はみんな条件が一緒ですから、敗因にしちゃいけないです。初めてづくしだったし、いい経験ができました。大して負けていません」と前を向いた。

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