ペルペトゥオ、プリメラビスタら 土曜京都新馬トレセン直送トーク

●10月28日(土) 4回京都8日目4R 2歳新馬(ダ1200m)

ペルペトゥオ(牝2、栗東・中内田厩舎)は、父が史上初めて米クラシック3冠とブリーダーズクラシックを制したアメリカンファラオを送り出したパイオニアオブザナイル。中間は古馬オープンのパールコードをアオる動きを見せている。

猿橋調教助手は「しっかり調教を積んできたし、馬体も引き締まってきました。いいスピードがありそうだし、初戦から楽しみにしています」と自信ありの表情。川田将雅騎手を背に3枠5番からデビューする。

2枠4番メイショウミライ(牡2、栗東・南井厩舎)は、昨年の北海道サマーセールにて993.6万円で落札されたサウスヴィグラス産駒。古川吉洋騎手を背に坂路で軽快な動きを見せていて、デビュー戦に向けてキッチリと仕上がった印象。

南井克巳調教師も「ゲートは速い方だし、調教もまずまず動けてる。血統的にも短距離ダートは合いそう。攻め通りなら楽しみだよ」と前向きなコメントが飛び出している。

●10月28日(土) 4回京都8日目5R 2歳新馬(芝1800m)

良血馬が集まった注目の一戦。まずは姉に名牝・ブエナビスタを持つ5枠9番プリメラビスタ(牝2、栗東・池添学厩舎)から。父は新種牡馬のオルフェーヴルで、クラブでの募集価格は5000万円。

最終追い切りは池添謙一騎手が跨がってCW7F97.1-81.6-66.5-52.1-38.7-12.2秒を馬なりでマークし、池添学調教師も「先週はゴーサインを出してからの反応が良かったし、今週はオーバーワークにならないように注意したぐらい。前向きな性格をしてるし、調教どおりの走りができれば初戦から期待できそう」とトーンが高い。

菊花賞ジョッキーM.デムーロ騎手が手綱をとる6枠11番スーパーフェザー(牡2、栗東・友道厩舎)は、昨年のセレクトセールで2億8080万円の値が付いたディープインパクト産駒。

「調教もよく動けてるし、新馬らしくない雰囲気があります。良馬場の走りを見てみたいけど、多少の道悪なら問題ないと思います。初戦からいい結果を期待しています」と安田調教助手は大物感たっぷりの走りに大きな期待を寄せる。

8枠16番レッドヴェイロン(牡2、栗東・石坂厩舎)は、兄にリディル、クラレント、レッドアリオン、サトノルパンと4頭の重賞ウイナーがいるキングカメハメハ産駒。

クラブでの募集価格は7000万で、和田調教助手は「活躍馬が出てる血統だからね。この仔もバネがあってしなやかな走り。いいものを持っているよ。1週前に乗った武豊騎手もいい感触を口にしてましたよ」とニッコリ。兄が果たせなかったG1制覇へ第一歩を踏み出す。