【エリザベス女王杯】ヴィブロスとコンビ継続ルメール「またG1を勝てる馬」

ルメール騎手

8日、エリザベス女王杯(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

追い切り後、ヴィブロス(牝4、栗東・友道厩舎)に騎乗するC.ルメール騎手の一問一答は以下の通り。

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●日曜日にはトップコンディションになるかも

-:ヴィブロスの前走、府中牝馬S(G2)を振り返ってください。

ルメール騎手:レースはとてもよかったです。休養明けでヴィブロスのコンディションが100%じゃなかったです。よく走りましたけど、まだ(コンディション)は良くなっている段階。でも、ラスト150mは凄くいい脚を使いました。だから嬉しかったです。

-:今回に向けてプラス材料があったということですか?

ル:そうそう。よくなりそう。体がちょっと大きくなった。あと筋肉も大きくなった。息もとてもよかった。追い切りの後、少しだけ息が入った。だから日曜日にはトップコンディションになるかもしれない。

-:息遣い含めて、かなりよくなる可能性があるということですね。

ル:はい、そうです。もちろん休み明けで馬がトップコンディションじゃなかったですけど、今回はG1、メインのターゲットだから馬がちょうどいいコンディションです。

-:ルメール騎手はヴィブロスの兄シュヴァルグランにも騎乗して勝利(15年オリオンS)を挙げています。似ている点は何かありますか?

ル:全然似てない(笑)。色と飛びとかくらい……。シュヴァルグランはちょっとワンペースの馬ですけど、ヴィブロスはいい瞬発力があります。だから全然違うタイプです。

-:長所が全然違うわけですね。

ル:そうですね。はい。

●馬のレベルも高いので、またG1を勝てる馬だと思います

-:今回は初めての2200mの距離になりますが、この距離に対しての見通しはありますか?

ル:2200mもいけそう。この間は1800mで凄く乗りやすかった。リラックスしていた。2200mも大丈夫そう。

-:ルメール騎手と友道厩舎のコンビは、昨年シングウィズジョイで惜しい2着という結果でした。そうなると、今年にかける意気込みも強いのではないですか?

ル:今年も非常に大きなチャンスがあります。ヴィブロスは強い馬です。ドバイでG1を勝った時もメンバーが強かった。前走の府中牝馬Sでも能力を発揮しました。馬のレベルも高いので、またG1を勝てる馬だと思います。

-:今回は府中牝馬Sよりも強力なメンバーになりました。中にはルメール騎手で秋華賞を勝利したディアドラもいます。メンバーについてはどういう印象ですか?

ル:ディアドラはこの間メッチャ強かったです(笑)。多分強力なライバルですね。でもディアドラは3歳牝馬です。ヴィブロスは経験値がもっとあるからチャンスもあると思う。

-:レース展開や位置取りはどういうことをイメージしていますか?

ル:ヴィブロスはいい瞬発力があります。多分ミドルポジションがいいと思います。もちろんいいペースが欲しい。そういうペースで馬がリラックスすれば最後は大外からいい脚を使えると思います。

-:期待してくれているファンに向けてメッセージをお願いします。

ル:皆様こんにちは。今年のエリザベス女王杯はたくさんいい馬がいて凄いです。ヴィブロスでまたG1を勝ちたいです。だからみんな応援してください。よろしくお願いします。ありがとうございます。