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【福島記念】ウインブライトが得意の右回りで古馬を粉砕!重賞2勝目
2017/11/12(日)
11月12日(日)、3回福島4日目11Rで第53回福島記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、松岡正海騎手騎乗の2番人気・ウインブライト(牡3、美浦・畠山吉厩舎)が優勝。直線で早めに抜け出し、後続の追い込みを封じた。勝ちタイムは2:00.2(良)。
クビ差の2着には外から伸びてきた3番人気・スズカデヴィアス(牡6、栗東・橋田厩舎)、3着にはハナ差で10番人気・ヒストリカル(牡8、栗東・音無厩舎)が続いた。1番人気に支持されたサンマルティン(セ5、美浦・国枝厩舎)は直線で伸びを欠いて14着に敗れた。
序盤はプリメラアスールが引っ張るゆったりとした流れで、ウインブライトは3番手を追走した。残り1000m付近からマイネルミラノが一気にマクってペースが上がり、出入りの激しい展開となったが松岡騎手は好位置をキープ。3コーナー過ぎから外に出して進出し、4コーナーでマイネルミラノに並びかける勢いで直線に入った。早めに先頭に立って抜け出すと、後ろから迫るヒストリカル、外から追い込んできたスズカデヴィアスを退けてゴールに飛び込んだ。
勝ったウインブライトは、ちょうど1年前の11月12日に松岡騎手とのコンビで初勝利。ひいらぎ賞2着から若竹賞を制し、スプリングS(G2)に挑戦。強敵を退けて重賞初制覇を飾った。皐月賞は8着、日本ダービーは15着に敗れて休養に入り、前走の毎日王冠は古馬と初対戦で10着。たたき2戦目で福島記念に参戦し、得意の右回りコースで変わり身を見せた。
馬主は株式会社ウイン、生産者は新冠町のコスモヴューファーム。馬名の意味由来は「冠名+輝かしい」。
1着 ウインブライト(松岡騎手)
「能力がある馬だということはわかっていたんですけど、近走あまり力を出せなかったのでホッとしています。ずっと溜めていく形を試していたんですけど、芝がちょっと硬いような感じだったので、前も止まりづらいということで今日は前に行きました。もうちょっとゴチャつく位置になってしまうかなとも思ったんですけど、ちょうど外に出せる位置にいられました。状態に関しては正直、太鼓判を押せるほどではなかったので、何とか馬が頑張ってくれたと思います」
- ウインブライト
- (牡3、美浦・畠山吉厩舎)
- 父:ステイゴールド
- 母:サマーエタニティ
- 母父:アドマイヤコジーン
- 通算成績:10戦4勝
- 重賞勝利:
- 17年福島記念(G3)
- 17年スプリングS(G2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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