【マイルCS】今年こそは1着を イスラボニータ「6歳秋で馬が完成の域に」

マイルCSに向けて追い切りを行うイスラボニータ

マイルCSに向けて追い切りを行うイスラボニータ

15日、マイルチャンピオンシップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、富士ステークスで2着だったイスラボニータ(牡6、美浦・栗田博厩舎)は、C.ルメール騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.6-51.6-38.4-12.9秒をマークした。

【栗田博憲調教師のコメント】
「前走は不良馬場で頑張ってくれましたが、疲れもほとんどなく良い感じで疲れが抜けたので、良い過程でここまで来ることが出来ました。前走の反動がない辺り馬の調子がいかに良いかということでしょうし、6歳秋で馬が完成の域に近づいていると思います。加齢と共に精神的に落ち着きが出てきて、良い方向に来ていると思います。

先週の段階でほぼ息は整えたつもりですし、今週は馬なりで調整できればいいと思っていました。馬がリラックスして走れていたことが1番良かったです。関西への輸送も何度も経験していますし、心配はありません。今回は良馬場でやりたいですね。結果は後から付いてくるものですし、まずは無事に送り出せることが何よりだと思っています。良い感じでゴールまで駆け抜けてほしいなと思っています」

【C.ルメール騎手のコメント】
「前走は休み明け、道悪、外枠という厳しい条件が揃いましたが、最後もよく伸びて休み明けとしては良い競馬をしてくれました。水曜日の追い切りは軽めの内容でしたが、馬が前走と比べてパワーアップして元気でしたし、リラックスしてフットワークも問題ありませんでした。毛ヅヤや筋肉も綺麗ですし、状態は前走よりも良く完璧です。トビが柔らかいので良馬場の方が走りやすいですね。京都コースでも勝ったことがありますし、抜けた馬もいないので大きなチャンスがあると思います。自信があります」