【チャンピオンズC】カフジテイク悲願G1獲りへ「距離に不安はない。展開ひとつ」

湯窪幸雄調教師

カフジテイクを送り出す湯窪幸雄調教師

29日、チャンピオンズカップ(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

昨年のチャンピオンズカップは4着で、前走の武蔵野Sでは先行馬に有利な流れを後方から追い込んで5着だったカフジテイク(牡5、栗東・湯窪厩舎)は、C.ルメール騎手を坂路で併せ馬で追い切られ、52.3-38.0-25.3-12.7秒をマーク。僚馬を1秒追走して同入した。

追い切り後、カフジテイクを管理する湯窪幸雄調教師の一問一答は以下の通り。

【チャンピオンズC】アンカツさんのG1最終結論も公開!総力特集はコチラ⇒

●秋3戦目で上積み十分「ここ3走で一番いい状態」

-:カフジテイクについてお話を伺います。最終追い切りを坂路で終えられまして、追い切りの指示、馬の動き、反応はいかがだったでしょうか?

湯窪幸雄調教師:僕自身は指示はしていません。ジョッキーと助手と息子と3人で話し合ってやっていました。

-:先生が見ての印象は?

湯:良かったと思います。

-:秋に入って3戦目、今回は中2週で臨むということですが、上積みという部分は?

湯:ここ3走で一番いい状態だとは思います。

-:あらためて前走を振り返っていただきたいのですが、ちょっと展開的に厳しいかなという感じだったと思いますが?

湯:スローな流れで、追い込みには向かない流れでしたね。

-:それでも、あそこまで来るのはあの馬の強さと考えていいんでしょうか?

湯:(そう考えていい)とは思っていますけど。

-:今回はG1ですが、やはり展開としてはいつも通りと考えていいでしょうか?

湯:1800mに延びて、本当に展開ひとつですね。

-:中京コースでは勝ち鞍こそないんですが、昨年も4着でしたし、決して悪くはないと思うのですが、いかがでしょう?

湯:直線は長いですから、東京と中京が一番合っているとは思うんですけどね。

●「ちょっと上がりがかかってほしい」

-:今回のメンバー構成を見て、展開的にはど感じられますか?

湯:なんとなく(流れが)落ち着きそうな感じもしますけど、人気馬の動き方次第によったら、ちょっと上がりがかかってほしいかなというのを考えています。

-:流れてほしいな、というところかと思うのですが?

湯:そう思っています。

-:今回はルメール騎手に乗り替わりますが、そこに対しての期待は大きいものがあると思いますが?

湯:いいところを探して、頑張ってほしいですよね。

-:当日に向けて、ジョッキーに指示を出すことはありますか?

湯:もう、任せるしかないですかね。

カフジテイク

坂路で追い切られたカフジテイク

-:あらためて伺いますが、1800mの距離に対しての不安は?

湯:去年も4着でしたから別に不安はないんですけど、やっぱり展開ひとつだと思います。

-:先生にとっても悲願のビッグタイトルがかかるレースですけれども、そこに向けての思いはどうですか?

湯:ジョッキー(ルメール騎手)も乗ってくれるし、いい方に向かってほしいと思っています。

-:先生の気持ちもそれほど高ぶってはいないですか?

湯:追い込み一手ですからね。自然に見てるしかないですよね。

-:最後に、チャンピオンズカップへの意気込みをお願いします。

湯:ルメール騎手も乗ってくれるし、いい成績を残したいと思います。

この記事をシェアする