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【阪神JF】非凡な瞬発力を見せるベルーガ「1600mも坂も心配していない」
2017/12/4(月)
3連勝を狙うベルーガ
阪神JF(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。
●前走、ファンタジーSで無傷の2連勝を決めたベルーガ(牝2、栗東・中内田厩舎)は30日、川田将雅騎手を背に芝コースへ。3馬身追走した古馬500万のロードスターを馬なりのまま、難なく半馬身交わしてゴール。5F64.9-49.7-36.2-11.6秒をマークした。
初戦に続いて、前走もメンバー最速の上がりで鮮やかな差し切り勝ち。猿橋調教助手も「前走は予想以上にゲートが良かったし、強い競馬でしたね。現状ではゲートから無理に出していく必要はないし、道中をスムーズに走らせることが一番のポイントでしょう。もちろん1600mも坂も心配していません」と自信を見せる。
●こちらも前走、アルテミスSで無傷の2連勝を決めたラッキーライラック(牝2、栗東・松永幹厩舎)は29日、助手を背にCWコースで古馬1000万クラスのナンヨープルートーを0.9秒追走。外の僚馬をラスト1Fで捕らえると、一気に3馬身突き放してフィニッシュ。6F80.7-64.6-50.2-37.5-12.2秒の好タイムで1週前追い切りを終えた。
「1週前追い切りの動きもすごく良かったですね。全体時計、上がりとも速いタイムが出ていますが、あれでも目一杯に負荷はかけていませんから。前走は抜け出してから少しソラを使うところがあったので、レースではそこを気をつけたい。あとは初めての当日輸送になるし、あまりテンションを上げすぎないように持って行きたい」と松永幹夫調教師。狙うはもちろん無敗でのG1獲りだ。
●新潟2歳S、そして前走ファンタジーSともに逃げて2着に粘ったコーディエライト(牝2、栗東・佐々晶厩舎)は30日、中井裕二騎手(レースでは和田竜二騎手が騎乗予定)が跨がって坂路での単走追い。軽やかなフットワークで終いグッと気合を付けられると鋭く反応。4F53.2-38.9-25.2-12.1秒のタイムで駆け上がった。
佐々木晶三調教師は「この中間は落ち着かせることを念頭に置いて調整してきたけど、やっぱり1週前だからね。ビシッとやっておきたかったし、しっかりと攻めてもらった。ラストまで真っ直ぐ走っていたし、いい動きをしてたね。ハナに行った方がいい走りをしているし、千六の方が競馬もしやすそう。ここも小細工なしだね」と、高らかに逃げ宣言だ。
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