【京都金杯】坂路11秒7で更に上昇クルーガー「意味のある調教ができた」

クルーガー

G1でも0.3秒差と力を示したクルーガー

3日、京都金杯(G3)の最終追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、マイルチャンピオンシップで7着だったクルーガー(牡6、栗東・高野厩舎)は浜中俊騎手が騎乗して、従来どおり坂路を2度登坂。本追い切りは一杯に追われて4F53.3-38.9-24.9-11.7秒で駆け上がった。

「1Fずつメリハリをつけた追い切り。意味のある調教ができたと思います。前走と遜色ない仕上げで臨めそうですよ。その前走は外を走らされた分もあったかな。ただ、G1でも立ち回り次第で面白い競馬をやれるイメージはつかめました。開幕週の芝だし、内枠が欲しいですね。マイラーズCのように内をロスなく立ち回ってきたい」と高野調教師は見通しを語った。4歳時のマイラーズカップでは、同じ京都のマイルで2番枠から重賞初制覇。ケガを乗り越え更なる飛躍を期す6歳シーズン初戦は師のイメージ通り、となるか。