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【京成杯】追い切り速報 コズミックフォース、ジェネラーレウーノ、コスモイグナーツ
2018/1/10(水)
京成杯に向けて戸崎騎手を背に追い切りを行うコズミックフォース(左)
10日、京成杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、2歳未勝利(11/4・東京・芝2000)を勝利したコズミックフォース(牡3、美浦・国枝厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.6-67.5-53.4-39.6-13.2秒をマークした。
「初戦はまだ馬が競馬を分かっていませんでしたが、終いは脚を使っていましたからね。前走はゲートも普通に出ましたし、良い内容で勝てたと思います。前走後は放牧に出しましたが、中間も順調にきて段々と良くなってきていますし、今回は前走以上に良くなるのではないかと思っています。ゲートも大丈夫でしょうし、どんな競馬でも出来ると思います。中山コースも問題ないと思うので、良い走りをしてくれればと思っています」
「まだ緩さは残っていますが、全体的にしっかりしていて乗りやすい馬です。ギアが徐々に入っていく感じですが、反応も良いです。今週の追い切りは他厩舎の馬が近くにきて中途半端な形になったなと思いましたが、馬はリラックスして上手に走れていました。
先週のアーモンドアイはすごかったですし、ちょっと強さが違うかなというところはありました。自分自身、例年1、2月はスタートが良くなかったので今年はオフの頃から気の入れ方も意識はしていました。例年が怠けている訳ではありませんが、今年は改めてという気持ちで臨んだら良い結果が出ました。馬がよく走ってくれているからだと思いますし、これを続けていくことが良いと思います。今週も十分チャンスがあると思うので、しっかり騎乗したいです」
●前走、葉牡丹賞を勝利したジェネラーレウーノ(牡3、美浦・矢野英厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.0-37.5-12.7秒をマークした。
「競馬ではたぶん見せないと思いますが、今週の追い切りでも抜け出したあとに気難しい面を見せたりしていました。体が強く心肺機能も高いですけど、不思議な馬です。これまでもジョッキーが、切れる脚を使えないと話していますが、恐らく馬にヘンな余裕があって遊びながら走っているんだろうと思います。先週からチークピーシズを着けていますが、調教では物見をしたりしているものの、競馬に行くと集中するケースもありますからね。能力はすごくある馬ですが、実際に競馬で走ってみないと分からないことが多いです」
●前走、東京スポーツ杯2歳ステークスで6着だったコスモイグナーツ(牡3、美浦・高橋祥厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F54.3-39.3-25.3-12.6秒をマークした。
「2走前のアイビーステークスは、かなり悪い馬場のなかでハナへ行って粘り込む形になりました。あの馬場では他馬も脚を使えなかったでしょうし、上手く粘り込めました。前走は、馬の気持ちが高ぶっていましたしハイペースになりましたからね。前走後は一旦放牧に出して、12月中旬に帰厩しました。先々週、先週とウッドでやって今週は坂路単走でやりましたが、リラックスして良い動きでした。今日のように気持ちが高ぶらずに競馬に行ければ良いですね。自分で競馬を作れる馬で脚質的にコース形態も合っていると思いますし、今年初戦が重賞なので思い切った良い競馬を期待しています」
京成杯に向けて追い切りを行うジェネラーレウーノ(奥)
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