【エンプレス杯】アンジュデジールがゴール前一気に差し切り!重賞2勝目

アンジュデジール

2月28日(水)、川崎競馬場11Rで行われた第64回エンプレス杯(Jpn2)(4歳上牝 別定 1着賞金3500万円 ダート2100m)は、横山典弘騎手騎乗の4番人気・アンジュデジール(牝4、栗東・昆厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:16.3(良)。

2着に1.1/2馬身差で1番人気・プリンシアコメータ(牝5、美浦・矢野英厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・サルサディオーネ(牝4、栗東・羽月厩舎)が続いた。

サルサディオーネが内から好ダッシュでハナを奪う。これを見ながら内からアンジュデジール、プリンシアコメータ、ミッシングリンクと続く。2周目に入ってもこの4頭が引っ張る形で、3コーナーにかけて逃げたサルサディオーネが引き離しにかかる。これにプリンシアコメータが続き、アンジュデジールは少し遅らせてから仕掛けて直線へ。
一旦はサルサディオーネが抜け出して、押し切るかに見えたが、最後に甘くなったところを外から伸びてきたプリンシアコメータ、アンジュデジールが交わして、各馬ゴールイン。

勝ったアンジュデジールは、芝1200m戦でデビューしてクラシック参戦を狙うも叶わず、すぐさまダート路線に転向、すると2戦目で勝利を挙げて続く関東オークス(Jpn2)でいきなり2着と適性の高さを見せた。17年スパーキングレディーカップ(Jpn3)に続いて重賞2勝目。ダート転向後の安定感は目を引くものがある。半兄にダートでオープンクラス入りしたアキトクレッセント、近親には今回と同舞台の川崎記念(Jpn1)を17年に制したオールブラッシュがいる。馬主は安原浩司氏、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「天使の欲望(仏)」。

  • アンジュデジール
  • (牝4、栗東・昆厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ティックルピンク
  • 母父:フレンチデピュティ
  • 通算成績:12戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 18年エンプレス杯(Jpn2)
  • 17年スパーキングレディー(Jpn3)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

アンジュデジール

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