【中山牝馬S】中山巧者フロンテアクイーン「タイトルを取れるチャンス。道悪は…」

フロンテアクイーン

中山牝馬Sに向けて追い切りを行うフロンテアクイーン(右)

7日、中山牝馬ステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、ターコイズステークスで2着だったフロンテアクイーン(牝5、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.0-53.4-38.9-13.0秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「先週の1週前追い切りは、時計は遅かったですけどゴール過ぎまでしっかりやりました。今週は併せた相手がジョッキー騎乗のロジチャリスでしたし、遅れは気にしなくても良いでしょう。良い負荷をかけることが出来ました。近走は仕掛けのタイミングひとつで取りこぼしていますが、しっかり走れていますからね。乗れている北村宏騎手ですし、重賞タイトルを取れるチャンスだと思っています。道悪はあまり良くなさそうなので、あとは天気がどうかですね」

●前走、愛知杯で12着だったゲッカコウ(牝5、美浦・高橋博厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.5-54.6-40.6-13.4秒をマークした。

【高橋義博調教師のコメント】
「前走は力を出し切れずに終わってしまった感じでした。この中間も順調ですし、馬は良い雰囲気です。中山1800も良いですし、この馬の競馬が出来ればと思います。道悪がカラッ下手というわけではありませんし稍重まではこなせますが、あまり悪い馬場になってしまうと可哀想ですね」

●前走、愛知杯で6着だったワンブレスアウェイ(牝5、美浦・古賀慎厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.7-52.5-38.5-12.9秒をマークした。

【古賀慎明調教師のコメント】
「この中間も順調にきていますし、今週の追い切りの動きも良くここ最近では1番良い状態だと思います。上手に競馬が出来るタイプなので、小回り1800はかえって良いかと思っています」

●前走、愛知杯で14着だったブラックオニキス(牝4、美浦・加藤和厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.9-52.9-39.0-13.0秒をマークした。

【加藤和宏調教師のコメント】
「今週の追い切りは馬なりだったので長めからゆっくりやりました。身のこなしが良かったですし、雰囲気も良いです。暖かくなってきて馬に柔らか味が出てきました。前走は返し馬からかかっていましたし、レースでもこの馬らしくない走りでした。素直な馬ですし、どんなコース形態でもこなせるタイプです。この中間は落ち着きも見られますし、改めての気持ちです」

●前走、洛陽ステークスで7着だったオートクレール(牝7、美浦・中野栄厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追わdれ、5F69.5-53.8-39.9-13.2秒をマークした。

【中野栄治調教師のコメント】
「今週の追い切りは柔らかいフットワークで走れていましたし、これまでで1番と言っていいデキだと思います。道悪でも上手に走れるタイプなので、週末の雨予報も歓迎です」

●前走、ターコイズステークスで10着だったバンゴール(牝6、美浦・尾関厩舎)は、石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.0-39.8-12.5秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今週の追い切りもしっかり動けていましたし、休み明けの方が良いくらいのタイプですからね。馬体重はそれほど変わらず出走できると思います。東京コースの方が向くのは確かですが、前走の中山マイルよりは1ハロン延びる今回の方が条件は良いと思います。あとは、週末の天気が下り坂という予報がどうかですね」

ゲッカコウ

中山牝馬Sに向けて追い切りを行うゲッカコウ

ワンブレスアウェイ

中山牝馬Sに向けて追い切りを行うワンブレスアウェイ

ブラックオニキス

中山牝馬Sに向けて追い切りを行うブラックオニキス

オートクレール

中山牝馬Sに向けて追い切りを行うオートクレール

バンゴール

中山牝馬Sに向けて追い切りを行うバンゴール(奥)