【大阪杯】G1獲りに燃えるミッキースワロー「暖かくなって柔らか味も出てきた」

ミッキースワロー

柔らかみが出てきたミッキースワロー

■日曜阪神11レース・大阪杯(G1)1週前情報

【3/22追い切り】

ミッキースワロー(牡4、美浦・菊沢厩舎)・前走=アメリカJCC2着
横山典弘騎手を背に南ポリトラックコースで追われ、6F80.1-64.8-50.7-37.5-12.2秒をマーク。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「元々スタートは上手なタイプではありませんし、前走も出が速くなかったので後ろからの競馬になりました。スローペースの縦長と後方にいる馬にとって厳しい展開になりましたが、長く脚を使って最後は2着にきたように馬が力を付けていると思います。レース後は短期放牧に出してリフレッシュさせました。阪神2000の適性がありそうだと思いましたし、大阪杯を目標に帰厩させて調整を進めてきました。1週前追い切りは雨の影響で水分を含んだ馬場になっていたのでポリトラックでやりましたが、気持ち良さそうに走れていました。来週は輸送もありますし調整程度で十分でしょう。暖かくなって柔らか味も出てきましたし、良い状態で臨めるのではないかと思っています」

メートルダール(牡5、美浦・戸田厩舎)・前走=金鯱賞8着
助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F64.4-50.0-36.8-12.1秒をマーク。

【戸田博文調教師のコメント】
「前走は馬の状態も良かったですし、馬場は緩かったですけどそこまで道悪がダメな馬ではありませんからね。敗因は正直よく分かりませんが、スローペース過ぎて馬に遊ばれてしまったのかもしれません。レース後も馬は息が乱れずケロッとしていましたし、走り切っていない感じでした。1週前追い切りは雨の影響を考えてポリトラックでやりました。1回競馬を使っているのでそれほど強い追い切りは必要ないと思っていて、ポリの分時計は速かったですけどやり過ぎた感じはしませんし馬は元気で問題はありません。重賞を勝った2走前はペースが違いましたが、ジョッキーもズブいところがあると話していましたし、前走も勝ち馬が上がっていったときに一緒についていっても良かったかもしれません。ゼンノロブロイ産駒で元々ズブい格好をしても走る馬ですし、渋太さを生かした競馬が出来ればと思います」

【3/21追い切り】

ウインブライト(牡4、美浦・畠山吉厩舎)・前走=中山記念1着
松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.9-52.4-38.7-12.9秒をマーク。

【松岡正海騎手のコメント】
「前走の前の調教過程と比べて、今回は帰厩して1本目の内容が良かったのであまり強い追い切りは必要ありません。2週前の時点で息は出来ていますし、1週前追い切りも体のバランスが良く終いの動きも良かったです。あまりやり過ぎると腰に疲れが出るので、この中間は追い切り内容がハードになり過ぎないように、かと言って軽くならないように気を付けて調整しています。個人的には前走以上の状態で臨めるのではないかと思っています。以前に比べて腰に力が付いてきた分フットワークも良くなっていますし、攻め駆けするようになって全てが良い方に向いています。今秋から5歳にかけてピークを迎えると思いますし、現状で重賞を勝つ辺りは能力の高さでしょう。コースは問わないタイプなので、阪神でも大丈夫かと思います。先行するようになってセンスが良くなっていますし、内回りコースにも対応できると思います」

ゴールドアクター(牡7、美浦・中川厩舎)・前走=アメリカJCC11着
吉田隼人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.6-51.6-38.9-12.9秒をマーク。

【中川公成調教師のコメント】
「以前は腰周りにもっとボリュームがありましたし、本当に良い頃と比べるとまだもうひと息かという感じはしますが、2週前よりも1週前追い切りの方がいくらか動きが良くなっています。使いながら良くなっていけば、と思います」

メートルダール

渋太さを生かしたいメートルダール(左)

ウインブライト

グンと力を付けたウインブライト

ゴールドアクター

健在を示すかゴールドアクター