【NHKマイルC】デルタバローズ＆ルーカス 堀厩舎2騎の直前コメント

2018/5/3(木) 

【エリザベス女王杯】秋の牝馬頂上決戦は大混戦!? 的中に繋がる勝利の因子を探れ！

提供：重賞攻略LAB

NHKマイルCに向けて追い切りを行うデルタバローズ

3日、NHKマイルカップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、ニュージーランドトロフィーで3着だったデルタバローズ(牡3、美浦・堀厩舎)は、石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.0－39.4－13.1秒をマークした。

【森助手のコメント】
「先週木曜日に1週前追い切りをやる予定でしたが、放馬してしまいました。そのときにだいぶ速いラップで走りましたし、先週末は軽めに調整しました。少し歩様に硬さが出ましたが、今は問題ありません。

今週の追い切りは終い半マイルを無理せずにやりましたが、馬場が悪いなかでも最後までしっかり走れていましたし、動きも息遣いも良く態勢は整いました。良い状態で臨めます。

外国産馬らしく肉体面の完成度は高いですし、今後は気性面が成長してくればと思います。普段から力むところが見られますが、前走内容からも成長を感じましたし前走を使って落ち着きも出てきているので、力まずに能力を出せるのではないかと思っています」

●前走、スプリングステークスで9着だったルーカス(牡3、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.3－38.7－12.7秒をマークした。

【森助手のコメント】
「前走後は放牧に出しました。今回は帰厩後の期間が短いですけど、前走の敗因として中間にこの馬としては負荷をかけ過ぎた影響があったかと思って、この中間はキャンターなども軽めにして調整を進めています。

今週の追い切りは動きも息遣いも良かったですが、強風や馬場が重い影響もあってか、気持ちが途切れてしまうところがありました。そのように集中していないところがあった分、終いはしっかりやりました。気性面は大きく変わってはいませんが、ワガママな面は見せていません。

必要なところに筋肉が付いていませんし、兄のモーリスと比べてまだ成長途上の段階ですが、今年の秋以降はどんどん良くなっていくと思います。この成長段階のなかでG1に出られるところにいますし、現状のなかで良い状態で出走させてあげたいと思っています。トビが綺麗な馬なので、府中マイルは力を出せる条件だと思います。気持ちのコントロールが上手くいけば力を出せると思います」

NHKマイルCに向けて追い切りを行うルーカス