3歳500万下など/平林雅芳の3歳戦(3/14)

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トピックス

日曜阪神1R
3歳未勝利・牝
ダ1200m
勝ちタイム1.13.6

勝ち馬
ミニーバローズ(牝3、栗東・武田厩舎)

2着に来たことがある馬が、メイショウサバトタガノシビルだけの2頭。そこへ新馬戦5着のルペルカリアが上位人気。しかし勝ったのは、角田J引退から武豊Jへバトンタッチのミニーバローズ。ダート2走目での躍進となった。

一番内のスナークチェリーが一番のゲートの出。ミニーバローズも好発で、この2頭が前へ出て行った。結局、先手はスナークチェリーで、2番手にミニバローズで流れて行った。前半3ハロンが36.0だから、そう速くはない。
そして、徐々にポジションを上げて来ていたメイショウサバト。
この3頭が、直線でも勢いが止まらずに入って来た。最内で逃げ粘るスナークチェリーと外のメイショウサバトが悪くなく、中にいたミニーバローズはやや劣勢かと思われた残り1ハロン過ぎ、逆に真ん中のミニーバローズが伸び出して、外のメイショウサバトを抑えてトップでゴールへ入った。
1番人気タガノシビルは、前の3頭の戦いに参加出来ず5着であった。

前走5ケヶ月ぶりを使って5着のミニーバローズ。しかし勝ち馬からだいぶ離されてのものだっただけに、上積みがあってもいかほどかと思われた。
2番手から、渋太い伸び脚を見せての勝利であった・・。


日曜阪神2R
3歳未勝利
ダ1800m
勝ちタイム1.55.8

勝ち馬
サンライズモール(牡3、栗東・石坂厩舎)

1月半ばから間隔を取り、今日が初ダート戦となったサンライズモールだが、1番人気の支持。ゲートを出てから一度も並ばれず、8馬身の差をつけての圧勝と、ダート適性を見せ付けた。
いくら最初の3ハロンが38.6であり、1000通過が1.05.2であっても、直線で何もしないでの大楽勝のサンライズモール。
チラッと後ろを見ただけの快勝劇。最後の1ハロンも12.8と、スピードは衰えていない事実。これは強かった。
2番手を進んだカネスドミナドールは、残り1ハロンから後続に詰め寄られて、6着。
2番人気のサーノは4着。休み明けのナンヨースラッガーが4番手から伸びての2着、3着は4コーナーどん尻のクジュウクシマが、直線入り口で外へ出してからの追い上げで急襲していた。

サンライズモールは、ブリンカーをしてから数戦が経過。何よりもダートがあっているのは確かだろう。次走昇級しても、眼が離せない馬であるのは間違いない。


日曜阪神3R
3歳未勝利
ダ1400m
勝ちタイム1.27.0

勝ち馬
シャイニーブレーヴ(牡3、栗東・湯窪厩舎)

今回が初ダートだったシャイニーブレーブ。ダートでもその先行力は衰えず、外枠から先手を取ってそのまま逃げ切ってしまった。
2着には、1番人気のドクトルジバゴが詰めてきたが、3馬身の遅れであった。

中からアドマイヤマスターが出て行った。内からスナークヒロイン、外からミキノバンジョーという感じで、横一線の前となった。そこを外からダッシュがついたシャイニーブレーヴが、スッと前へと出て行ッタ。
2番手アドマイヤマスター、その外へミキノバンジョーで落ち着いた。最初の3ハロン35.8は、まずまずの流れ。
結局、絡まれずに行けていることで息も十分に入り、直線ももうひと伸びしたようだ。

直線で最後のステッキが利いた様なシャイニーブレーヴ。カツカツ粘ったと思っていたが、3馬身もあった。
2着ドクトルジバゴは好位での競馬。ちょっとフワフワした感じでのレースぶり。
アドマイヤマスターは、先手でも取れるぐらいのスタート。2番手に控えてのレースで悪くはない筈だったが・・。
いい脚を見せたのがスカイサーファーで、休み明けで初ダート戦。4コーナーどん尻からの猛追は目に付く脚であった・・・。


日曜阪神5R
3歳新馬
芝1600m
勝ちタイム1.37.0

勝ち馬
トゥザグローリー(牡3、栗東・池江郎厩舎)

32頭もの除外馬が出て、まずゲートに並ぶのが最初の課題となった新馬戦。そんな中で勇躍したトゥザグローリーとダノンゲットウィンの強運さ。そのまま残り1ハロンからの攻防を繰り広げたのだが、大外をトゥザグローリーが着差以上の強さで駆け抜けた・・・。

火曜の朝に小牧Jが、『トゥザグローリーの馬体を見て、太いなと思ったし、直線も抜け出た時に勝ったと思った』。続けて『あの馬、走りますね』と言っていた。
トゥザグローリーは、血統的な背景で圧倒的1番人気に支持されたのではなく、走る馬だからという期待の1番人気だった。
そして、筋肉痛で秋口に予定していたのを断念したのだが、直前まで使う予定でやっていた仕上がりであり、その時の仕上げの貯金が、今回の切れに発揮されたのだろうと思える直線での伸び具合でもあった。

最初は、枠順からも内めにいたトゥザグローリーであったが、向こう正面から外めに出して行った。
3コーナー、4コーナー手前でも、まだ馬群が固まっていた後方。
残り600メートルから一番外へと出して、直線入り口でステッキを入れた。
残り1ハロンで前を行く馬に並ぶと、そこから最後の伸びはなかなか鋭かった。
2着3着は、同じような位置での競馬だったヘルズキッチンとダノンゲットウィン。
特にヘルズキッチンは、好発から好位の内めに収まってのレース。直線で伸びて当然の競馬内容でもあった。
最後の3ハロンが11.6~11.2~11.8と切れを要求される流れの競馬となったが,
最後にグッと外から伸びてきたトゥザグローリーの伸び脚は数字以上の迫力であった。

今回は1600からのスタートとなったトゥザグローリーだが、2戦目はもっと距離を伸ばしてくるものと思える。そこでどんなパフォーマンスを見せてくるのか。実に楽しみな馬のデビュー勝ちとなった。


日曜阪神6R
3歳500万下
ダ1400m
勝ちタイム1.26.2

勝ち馬
ケイアイブリザード(牡3、栗東・白井厩舎)

大混戦が予測されたこのレース。現級で好走している馬もいる中で、未勝利を勝ち上がった馬が人気を集めている。そんな大波乱が最初からありそうな戦前であった。
それを見事に封じたのは、武豊Jのケイアイブリザード。ゲートをポンと出て、結局はそのまま並ばせずの逃げ切り劇であった・・。

ゲートを出て最初は芝の部分を走る。少し他馬より速いぐらいの出だったケイアイブリザードだったが、ダッシュついて先頭に出て、芝からダートに入ってもスピードは衰えずに先頭をキープして行った。
気持ちよく逃げて行ったケイアイブリザード。前半3ハロンは35.1であるから、このクラスでも少し速めのラップである。しかしそこからはあまりペースは上げずに、息を入れての逃げ。
4コーナーでは、後続グループが馬体を並ばせに来るぐらいまで接近してきたが、逆にここはかなり息を入れていたのではと思える。
コーナーワークで並ばせず、そのまま直線に入って来て、また差を広げ始めた。
結局は、2番手のバルデッツァがそのまま2着に入り、3着にはラブミーチャンの浜口Jが騎乗しているブラックイレブンが伸びて来た。

さすがに最後の1ハロンは13.5とかかったが、それでも危なげない勝利となったケイアイブリザード。
やはり最終追い切りで、上がり2Fを24秒台で楽に来ていた仕上がりの良さをモロに出した格好だ。
1番人気のエタナールロブロイは4着、2番人気ヒラボクソングは馬群に揉まれての9着と、洗礼を受けた格好となった。
勝ったケイアイブリザードは、今までダート戦ばかり。これから芝へも挑戦する事になる訳だが、あのスピードなら、ちょっと楽しみな馬でもあろう・・。