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トレセンレポート【スプリングS】ソリタリーキング
2010/3/18(木)
スプリングSに挑むソリタリーキング(牡3、栗東・石坂厩舎)は、石坂正厩舎にとって宝物のような繁殖といえるスカーレットレディ(父サンデーサイレンス、2勝)の産駒。生れ落ちた瞬間より大きな夢を託され、サンデーサラブレッドクラブ(馬主法人はサンデーレーシング)での募集価格は、総額1億6000万円だった。
半兄にサカラート(父アフリート、重賞を4勝)、ヴァーミリアン(父エルコンドルパサー、GⅠ9勝を含む重賞13勝)、キングスエンブレム(父ウォーエンブレム、3勝)ら。2歳チャンピオンに輝いたローズキングダムをはじめ、この世代で一気にブレイクしたキングカメハメハが父という超エリートである。
「ヴァーミリアンやキングスエンブレムは、能力が高いからこそ芝も走った。ただ、クラシックにこだわり、遠回りした思いもあるからね。この仔は絶対、ダートで下ろす」と、入厩前から石坂調教師は宣言していた。
とても届きそうもない位置から直線一気を決め、華々しくデビュー勝ちを飾ると、続く500万下も楽な手応えで差し切る。ヒヤシンスSでは、完成度で勝るバーディバーディの2着に敗れたが、ここでも末脚はきらりと光り、着差はわずかクビだった。
問題は初となる芝への適性だが、担当の和田直人調教助手は、こう特徴を話してくれる。
「3回続けて手綱を取った武豊騎手(今回は内田博騎手)は、『上がっていくときの脚にヴァーミリアンにも共通するものがある』って話しています。性格も似ていて、競馬では素直。どのポジションでも折り合いますよ。調教で動かないあたりも一緒ですが、外見はまったく違う。軽い走りは、キングスエンブレムに近いですね。ただし、つなぎが立っている兄に対して、こちらは手先も柔軟です。背中が伸び縮みするあたりも、まさにターフランナー」
和田さんの話を聞けば聞くほど、能力が高いゆえにダートもこなしている可能性が大。
17日の最終追い切りでも併走馬に遅れたが、中間も抜群の毛艶を維持し、状態に不安はない。ダートに転じて大成した兄たちとは逆パターンで、クラシックへと突き進むかもしれない。
ソリタリーキング
(牡3、栗東・石坂厩舎)
父:キングカメハメハ
母:スカーレットレディ
母父:サンデーサイレンス
近親:ヴァーミリアン
通算成績:3戦2勝
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