天皇賞・春を制したレインボーラインが現役続行を断念 種牡馬入りへ

レインボーライン

2018年の天皇賞・春(G1)を制したレインボーライン(牡5、栗東・浅見厩舎)が、6月6日付で競走馬登録を抹消された。同レース後に右前肢跛行と診断されて休養していたが、右前繋部浅屈腱不全断裂と診断された。今後は北海道新冠郡新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定。通算成績は22戦5勝。重賞は天皇賞・春を含めて3勝。

レインボーラインは、10度目のG1挑戦だった天皇賞・春で悲願の初制覇。1着入線後に岩田康誠騎手が右前脚に異変を感じて下馬。その後の検査で「球節後面の腱・じん帯の損傷」の疑いがあるとして約1カ月間経過を観察したが、現役続行を断念した。

  • レインボーライン
  • (牡5、栗東・浅見厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:レーゲンボーゲン
  • 母父:フレンチデピュティ
  • 通算成績:22戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 18年天皇賞(春)(G1)
  • 18年阪神大賞典(G2)
  • 16年アーリントンC(G3)