スティルネスが追い比べから一気に抜け出しデビュー勝ち!…福島新馬

スティルネス

7月8日(日)、2回福島4日目6Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・スティルネス(牝2、美浦・小島茂厩舎)が優勝。五分のスタートから中団やや前目で流れに乗る。3コーナーで先頭集団がギュッと固まるところを外から進出して、3頭雁行のまま直線へ。そこからしばらく追い比べの形となり、残り100m付近で一気に抜け出してゴールイン。勝ちタイムは1:11.0(良)。

2着には2馬身半差で2番人気・ミヤコローズ(牝2、美浦・宗像厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・ルーナセレナータ(牝2、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクラーナハズヌード(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)は4着に敗れた。

勝ったスティルネスの半兄は15年新潟2歳S(G3)、16年京成杯AH(G3)の重賞2勝を挙げているロードクエスト。馬主は株式会社ロードホースクラブ、生産者は様似町の様似堀牧場。馬名の意味由来は「静寂」。

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1着 スティルネス(田辺騎手)
「ロードクエストの妹ということで、調教のときから良い雰囲気がありました。ゲートがそれほど速くないと聞いていましたし、1200がどうかとは思っていましたが、先々を考えて1200以上にも対応できるような競馬をしました。センスがありそうですし、これからテンションが上がらなければ良いと思います」

2着 ミヤコローズ(田中勝騎手)
「ゲートを出るのは良かったですが、その後は少し躊躇しながら走っていましたし、少し忙しい感じがしました。競馬が分かってくればやれると思います」

3着 ルーナセレナータ(宮崎騎手)
「返し馬から緩い馬場が苦手そうだと思っていました。馬場の内外はあまり荒れ方に違いはないので、内めを回ってきました。緩い馬場が苦手ということを考えればよく頑張っていますし、新潟に替われば更に楽しみです」

4着 クラーナハズヌード(内田博騎手)
「初めての競馬でゲートに戸惑う感じで1歩目は出ませんでしたが、行き脚がついてからは良い感じでした。直線でも叩き合いで良い形になりましたが、スタートが遅くて前半に脚を使った分終いは少し甘くなりました。走ってきそうな馬ですよ」

5着 ナムラオルガ(北村宏騎手)
「ゲートの1歩目は出ましたが、その後は気を遣って馬場も探り探りという感じで勢いがつきませんでしたが、3コーナーで他馬が後ろからきたら良い感じで走れました。勢いがついてからは良い走りができましたし、慣れていけば良いと思います」

  • スティルネス
  • (牝2、美浦・小島茂厩舎)
  • 父:ゴールドヘイロー
  • 母:マツリダワルツ
  • 母父:チーフベアハート

スティルネス
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