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【函館記念】スズカデヴィアス3枠5番 トリコロールブルー4枠7番!
2018/7/13(金)

スズカデヴィアスは3枠5番
7月15日(日)、函館競馬場で行われる第54回函館記念(3歳上 国際 ハンデ 芝2000m)の枠順が確定した。
以前はエリモハリアーが3連覇を達成するなど、数多くの函館巧者が勝ち馬に名前を刻んできた夏の函館中距離王決定戦。本州よりも時計の掛かる洋芝、そして向正面に高低差3mの上り坂があることから、スタミナと持続力が要求されるのがこのレースの特徴である。この先に控える札幌記念に向けて注目のレースとなるだろう。
前走の新潟大賞典で待望の重賞初勝利を挙げた3枠5番スズカデヴィアス(牡7、栗東・橋田厩舎)が最有力馬だろうか。その前走はレース上がり3F33.1という末脚勝負を上がり3F32.8という末脚で差し切った。2走前の小倉大賞典で3着、3走前の白富士Sで2着と、まるで異なるコースを3回続けて好走するあたり、今が充実期なのだろう。函館は初めての出走となるが、今の充実ぶりならこなしてくるのではないか。
素質馬4枠7番トリコロールブルー(牡4、栗東・友道厩舎)は飛躍の秋に向けてここは落とせない一戦となるだろう。昨年の菊花賞15着の後は休養に入ったが、休み明けの飛鳥S、続く大阪城S共に着差は小さいものの速い上がりを使って連勝。前走鳴尾記念は3着に敗れたものの、休み明けで時計が速すぎたことも影響していたのだろう。昨年の日高特別で接戦を制したように北海道実績もあり、ここでの信頼度は高そうだ。
前走の巴賞でアストラエンブレムを抑えて勝利を挙げた7枠13番ナイトオブナイツ(牡5、栗東・池添兼厩舎)も有力馬の1頭。欧州血統ハービンジャー産駒らしく雨が降って道悪競馬となった中でも馬場を苦にしていなかった。当日が雨でも心配ないだろう。まだ2000mの実績は少ないが、2走前の新潟大賞典はスローペースの末脚勝負になってしまったことが大きな敗因。函館記念はそのようなレースになりにくく、今回はチャンスがありそうだ。
小回りを得意とする4枠6番エアアンセム(牡7、栗東・吉村厩舎)、昨年の札幌記念を制した2枠3番サクラアンプルール(牡7、美浦・金成厩舎)、2歳時3連勝で東京スポーツ杯2歳Sを制した経験もある素質馬6枠10番ブレスジャーニー(牡4、栗東・佐々晶厩舎)など、札幌記念を見据える馬が多く集まった函館記念の発走は15時45分。枠順は以下の通り。
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 ブラックバゴ 56
(牡6、美浦・斎藤誠、岩田)
2-2 カデナ 56
(牡4、栗東・中竹、藤岡康)
2-3 サクラアンプルール 57.5
(牡7、美浦・金成、田辺)
3-4 クラウンディバイダ 54
(牡5、美浦・斎藤誠、吉田隼)
3-5 スズカデヴィアス 57
(牡7、栗東・橋田、三浦)
4-6 エアアンセム 55
(牡7、栗東・吉村、藤岡佑)
4-7 トリコロールブルー 56
(牡4、栗東・友道、C.ルメール)
5-8 ロジチャリス 56
(牡6、美浦・国枝、蛯名)
5-9 カレンラストショー 54
(牡6、栗東・橋口慎、北村友)
6-10 ブレスジャーニー 56
(牡4、栗東・佐々晶、柴田善)
6-11 マイネルハニー 57
(牡5、美浦・栗田博、丹内)
7-12 ナスノセイカン 55
(牡6、美浦・矢野英、丸山)
7-13 ナイトオブナイツ 56
(牡5、栗東・池添兼、池添)
8-14 エテルナミノル 54
(牝5、栗東・本田、四位)
8-15 ゴールドサーベラス 54
(牡6、美浦・清水英、柴山)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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