モレイラ騎手が地方競馬初勝利!帝王・的場文男騎手との追い比べを制す

モレイラ

●7月31日(火) 第8回 大井競馬 第2日10R アーバンステージ文月賞(B2B3)(ダート1200m)

31日、JRAの短期騎手免許を取得しているジョアン・モレイラ騎手が、大井競馬で行われた交流競走騎乗のため初来場。初騎乗の8Rは5着だったが、2鞍目の10Rでスノードリーム(牝5、栗東・高橋忠厩舎)に騎乗。スタートで後手を踏む誤算があったが、「いいスタートをきれなかったのですが、折り合うまで待って、いい流れに乗れました」と振り返るように、4コーナー10番手から追い込み。地方競馬での初勝利を決めた。

「今日、大井競馬場で騎乗ができて非常にいい経験となりました。馬場のコンディションもよく、グリップがよくきく印象でした。また大井競馬場や地方競馬で乗れることを楽しみにしています」と笑顔。インタビュー後は次のレースの本馬場入場が控えており、許された時間内ではあったが、詰めかけたファンへサインに応じた。

また、同レースには、日本歴代最多勝記録更新に迫っている的場文男騎手も騎乗。2着に敗れたが、引き上げてきた的場騎手は「モレイラに負けた」としきりに口にし、場をなごませた。一方、日本のレジェンドとの共演にモレイラ騎手は「世界でもそれだけの勝ち星を挙げられている人はなかなかいないでしょう。今日は自分の馬のほうが強かったですが、ぜひまたレジェンドと競馬に乗れることも楽しみです。その時は記録も更新されているでしょうし、僕も記録達成を応援しています」とエールを送った。

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2着の的場文男騎手 モレイラ騎手の方をチラリ

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サインに応じるモレイラ騎手 関東圏での勝利はJRAを通じて初めてだった