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【毎日王冠】アエロリット、ダイワキャグニーら関東馬4頭の直前コメント一挙公開!
2018/10/3(水)
毎日王冠に向けて追い切りを行うアエロリット
3日、日曜日東京11レース・毎日王冠(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、安田記念2着のアエロリット(牝4、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に坂路コースで追われ、4F50.5-36.9-24.3-12.1秒をマークした。
【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走は、牡馬の一線級相手に最後まで頑張ってくれました。負けはしましたが、良い走りだったと思います。レース後はノーザンファーム天栄でリフレッシュさせて、秋に向けて充電しました。9月頭に帰厩してからも順調にきています。最終追い切りは、左ターンでメリハリをつけて軽く動かせるように坂路でやりました。力強く真っ直ぐ走れていましたし、良い動きでした。普段の運動場ではノンビリしていますし、賢い馬です。肉体面はボリュームアップして古馬のような体つきになってきたかと思います。春先も感じましたが、ゲート入り前に遠くを見ながらたそがれているような雰囲気だったり、変に気負わなくなってきましたね。
距離1800についてはあくまで流れ次第かと思いますが、この馬の走りができればこなせるのではないかと思っています。開幕週で馬場状態も良いですし、速い時計になっても対応できます。逆に天気だけが心配ですね。今回コンビを組むモレイラ騎手は素晴らしいジョッキーですし、アエロリットを気に入ってもらえればと思います。春は惜しい競馬が続きましたが、更にパワーアップしたアエロリットを見せられればと思っています」
●前走、エプソムカップ14着のダイワキャグニー(牡4、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.4-38.3-12.6秒をマークした。
【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走は皆さんの支持に応えられず申し訳なく思いますし、雨で馬場が悪くて力を発揮できなかった馬にも可哀想な思いをさせてしまいました。ただ前走の装鞍所やパドックでの様子がこの馬にしては大人しい感じがして、それを良い意味で捉えていましたが、返し馬でも大人しい感じでしたからね。それが結果に関係したかどうかは分かりませんが、2走前に一生懸命走ったことで目に見えない疲れがあったのかもしれませんし、俗に言う2走ボケなのかもしれませんし、いろんな原因を探ったものの正直分かりません。夏場は消耗するタイプなので、前走後は山元トレセンに放牧に出しました。その甲斐があって帰厩後は追うたびに体が良くなってきました。
ウッドで動くタイプではありませんし、最終追い切りは直線で集中して走れることを求めた調教をしました。私が乗りましたが、あまり集中していませんでした。元々調教で良い動きを見せるタイプではありませんし、先々週と先週にウッドで長めから負荷をかけているので心臓や中身はできていると思います。肉体面は、乗った感じの弾力が春先より一段階上がったと思います。精神面はズルくなっていますが、大人になってきました。去年はガムシャラに走っていましたが、今はメリハリがきいてきました。東京1800は得意ですし、あとは馬場状態が良いことを祈っています。メンバーが強いですけど、キャグニーも負けない根性がありますし上位に食い込んでくれればと思っています」
●前走、小倉記念7着のサンマルティン(セ6、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F50.7-37.3-13.0秒をマークした。
【国枝栄調教師のコメント】
「最終追い切りはウッドチップ単走でやりました。気の良いタイプでガンガン行きますし、ここまで順調に来れたかと思います。もう少し状態が上がってくれば更に良いですね。最近は下ろし駆けのときにウルさいところを見せますが、本質的に真面目でやる気がある馬ですしキャンターに入れば大丈夫です。コントロールに難しいところがあるので、ここのところはスリーリングビットという制御のキツいハミを使っています。その分乗りやすくはなっていますが、ウルさいところを見せるのはその影響もあるかもしれませんしその辺りのさじ加減は微妙になってきます。それでも競馬では問題ないと思います」
●前走、日本ダービー8着のステルヴィオ(牡3、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.8-68.0-52.8-38.3-12.5秒をマークした。
【木村哲也調教師のコメント】
「今週の追い切りは1週前追い切りのように叩いて動かしたくないと思っていましたし、無理やり押さなくても馬が進んでいくような形でやりました。欲を言えば3番手の馬がもう少し押し上げられれば良かったということはありますが、この馬としては1週前追い切りをやって今週良くなっている感じはあります。絶好調ではありませんが、休み明けですしそれはそれで悲観することはないと思っています。気持ちがボヤッとしている馬ではありませんし、体が増えていても脂肪が付いて余計に太い体ということにはならないと思います」
毎日王冠に向けて調整されるダイワキャグニー
毎日王冠に向けて調整されるサンマルティン
毎日王冠に向けて調整されるステルヴィオ(中)
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