ハナを主張したラインルーフがしぶとく粘り切る!オープン特別2勝目!…ブラジルC

ラインルーフ

10月21日(日)、4回東京7日目11Rでブラジルカップ(ダ2100m)が行なわれ、森一馬騎手騎乗の3番人気・ラインルーフ(牡6、栗東・松永昌厩舎)が優勝。スタートダッシュが決まりハナを奪う。3角入り口で競られたところからもうひと押しして直線へ。すぐにマイネルオフィールに並びかけられ、追い比べになったところで盛り返し、抜け出したところにクラシックメタルが急襲してきたが、わずかに先着。勝ちタイムは2:10.4(良)。

2着にはクビ差で10番人気・クラシックメタル(セ7、美浦・萩原厩舎)、3着には1馬身3/4差で8番人気・ピオネロ(牡7、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミキノトランペット(牡4、栗東・大橋厩舎)は8着に敗れた。

勝ったラインルーフの近親には96年神戸新聞杯(G2)勝利、97年京都金杯(G3)3着のシロキタクロスがいる。馬主は大澤繁昌氏、生産者は新冠町の村田牧場

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1着 ラインルーフ(森一騎手)
「強かったですね。乾いた馬場は合いますし、自分のペースで気分良く運べました。力のある馬だと改めて感じました。放牧から帰ってきて、身体も気持ちもいい方に変わってきたと思います」

2着 クラシックメタル(石川騎手)
「悔しいですね。最後も伸びてくれましたが。前がやりあっている中で押し切った勝ち馬は力がありますね。この馬も力のあるところを見せてくれましたし、この距離はいいですね」

3着 ピオネロ(北村友騎手)
「1~2コーナーで外にふられ、向正面では外から動かれてリズムが崩れてしまいました。ただ久々だということを考えれば力のあるところを見せてくれましたね。最後まで頑張ってくれました」

4着 コスモカナディアン(丹内騎手)
「距離は大丈夫でした。この馬らしくジワジワ伸びてくれました」

5着 ナムラアラシ(酒井学騎手)
「スタートが上手ではないので、位置取りは想像通りでした。2コーナーでややハミを噛みましたがすぐに落ち着いてくれて、ジリジリ伸びてくれています。もう少しスタートが上手になれば変わりそうです」

8着 ミキノトランペット(田中勝騎手)
「ポジションは理想的でしたが、伸びきれませんでしたね」

10着 グレイトパール(片山調教助手)
「今日はパターンを変えて前半から気合を入れていきました。ポジションは取れましたし3コーナーから勝負を掛けましたが、ペースが上がったところでスピードに乗り切れませんでしたね。いつもと違う競馬を試しましたし、これをキッカケに立ち直ってくれればと思います」

  • ラインルーフ
  • (牡6、栗東・松永昌厩舎)
  • 父:フレンチデピュティ
  • 母:サルトリーガール
  • 母父:スペシャルウィーク
  • 通算成績:21戦7勝

ラインルーフ
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