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【JBCスプリント】マテラスカイ3枠5番、連覇狙うニシケンモノノフ1枠2番!
2018/11/1(木)
11月4日(日)、京都競馬場で行われる第18回JBCスプリント(3歳上 国際 定量 ダート1200m)の枠順が確定した。
今年の舞台は京都ダート1200m。スタートしてから少しすると上り坂があるためペースがそこまで上がらず、直線も平坦のため前が止まりにくいこのコースで、過去30年間に重賞が行われたことは一度もない。ましてG1。雨で砂が湿れば、1分9秒を切るような、芝並みの時計が出る可能性もある。スピード豊富な馬を信頼したいところだ。
スピードと言えば3枠5番マテラスカイ(牡4、栗東・森厩舎)が最上位だろう。今年の春にドバイで行われたG1ゴールデンシャヒーンでは世界の強豪相手にしぶとく食らいついて5着と大健闘。帰国初戦の準オープンを圧勝すると、続くプロキオンSではダート1400mで1.20.3という芝のような時計で2着に4馬身差を付けてみせた。前走の東京盃であっさり4着に沈んだ点は気になるものの、叩いた今回は巻き返してくるだろう。
昨年の覇者ニシケンモノノフ(牡7、栗東・庄野厩舎)は1枠2番から連覇を目指す。昨年のこのレースは強豪コパノリッキーを振り切っての優勝。内を捌いた名手・横山典弘騎手の手腕も光った。今年は4戦して未勝利と昨年の勢いはないものの、芝のシルクロードS、距離が長いフェブラリーSなど大敗にはそれなりの敗因もあった。休み明けではあるものの、力は上位だけに侮れない存在だ。
桜花賞以来のG1制覇を目指す7枠13番レッツゴードンキ(牝6、栗東・梅田智厩舎)は今回5走ぶりのダートへの出走となる。過去にレディスクラシックで2着したことがあるように、ダートは不問。レディスクラシックはここ最近実績のないマイルだっただけに、距離も長かったのだろう。今回はダートの1200m。芝で見せるスピードを活かせれば通用していい存在だ。
前走のコリアスプリントで海外初勝利を挙げた7枠14番モーニン(牡6、栗東・石坂正厩舎)は勢いに乗る。一昨年のフェブラリーSを制して以降スランプもあったが、今年春のコーラルSで久々の勝利を挙げるなど、今年上り調子。2度目の1200で相手は強化されるが、フェブラリーSを好時計で勝った馬だけにスピード負けはしないだろう。
今年キーンランドCで初重賞制覇を果たした4枠8番ナックビーナス(牝5、美浦・杉浦厩舎)、高松宮記念を制している5枠9番セイウンコウセイ(牡5、美浦・上原厩舎)、東京盃を制し京都でも好走歴がある船橋所属の2枠4番キタサンミカヅキ(牡8、船橋・佐藤賢厩舎)、オーバルスプリントをハイラップで逃げ切った浦和所属の5枠10番ノブワイルド(牡6、浦和・小久保厩舎)、岩手の星6枠12番ラブバレット(牡7、水沢・菅原勲厩舎)まで地方代表も粒ぞろいなJBCスプリントの発走は15時00分。枠順は以下の通り。
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 ネロ 57
(牡7、栗東・森、戸崎)
1-2 ニシケンモノノフ 57
(牡7、栗東・庄野、横山典)
2-3 キングズガード 57
(牡7、栗東・寺島、藤岡佑)
2-4 キタサンミカヅキ 57
(牡8、船橋・佐藤賢、森泰)
3-5 マテラスカイ 57
(牡4、栗東・森、武豊)
3-6 グレイスフルリープ 57
(牡8、栗東・橋口慎、C.ルメール)
4-7 ウインムート 57
(牡5、栗東・加用、内田博)
4-8 ナックビーナス 55
(牝5、美浦・杉浦、大野)
5-9 セイウンコウセイ 57
(牡5、美浦・上原、池添)
5-10 ノブワイルド 57
(牡6、浦和・小久保、左海)
6-11 アンサンブルライフ 57
(牡5、浦和・小久保、繁田)
6-12 ラブバレット 57
(牡7、水沢・菅原勲、山本聡)
7-13 レッツゴードンキ 55
(牝6、栗東・梅田智、岩田)
7-14 モーニン 57
(牡6、栗東・石坂正、C.デムーロ)
8-15 テーオーヘリオス 57
(牡6、栗東・梅田智、浜中)
8-16 ノボバカラ 57
(牡6、美浦・天間、御神本)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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