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【ターコイズS】トップハンデで差し切り!ミスパンテール&横山典が連覇達成!
2018/12/15(土)
12月15日(土)、5回中山5日目11Rで第4回ターコイズステークス(G3)(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の5番人気・ミスパンテール(牝4、栗東・昆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.7(良)。
2着には半馬身差で10番人気・リバティハイツ(牝3、栗東・高野厩舎)、3着にはクビ差で13番人気・デンコウアンジュ(牝5、栗東・荒川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたプリモシーン(牝3、美浦・木村厩舎)は8着に敗れた。
外からカワキタエンカが一気にハナを奪う。ハーレムライン、フロンテアクイーン、リバティハイツらが好位で追走。先行集団から少し離れたところでディメンシオン、ミスパンテール、プリモシーンが脚を溜める。後方集団にはフローレスマジック、後方2番手にデンコウアンジュと続く。
最後の直線は大混戦となったが、粘り込む先行集団の外に持ち出したリバティハイツ、更に外からミスパンテールがジワジワと伸び、インを突いてきたデンコウアンジュが揃ってゴールイン。
勝ったミスパンテールは17年のターコイズS(G3)で重賞初勝利を挙げていて、鞍上と共に同一重賞連覇。近親には99年オークス(G1)を制したウメノファイバー、重賞3勝のウインラディウスなどがいる。馬主は寺田千代乃氏、生産者は日高町の三城牧場。
1着 ミスパンテール(横山典騎手)
「最近はゲート内でソワソワしていましたが、今日は落ち着いていました。馬の気に合わせて、自然体で走らせました。去年は混戦でゴチャゴチャしてしまいましたが、今日は早めに良いスペースを確保できたので今年の方が楽でした。最近は長い距離を使って大変でしたが、マイルで良い競馬ができて良かったです。来年も頑張りたいです」
2着 リバティハイツ(北村友騎手)
「前走はイレ込みがキツかったですけど、今日は先生と相談してメンコを着けた効果もあって、道中は力まず上手く立ち回れました。ペースが速いなか上手に走れていましたし、終いも脚を使ってくれました。収穫の多いレースでした」
3着 デンコウアンジュ(柴田善騎手)
「終いは良い脚を使ってくれましたね。G1でも脚を使ってくれるときは使ってくれますが、展開に左右されるタイプですからね。今日は上手くいきましたし、直線で手綱を放してからはグンと伸びてくれました」
4着 フロンテアクイーン(マーフィー騎手)
「外枠だったので良い位置を取りにいこうというレースプランを考えていて、その分前半に脚を使わせてしまいましたが、最後までよく頑張ってくれました」
5着 ディメンシオン(福永騎手)
「上手く立ち回れましたし、よく頑張ってくれました」
7着リナーテ(三浦騎手)
「良い位置を取れて折り合いもつきましたし、直線でも良いところに出せました。最後は伸び負けてしまいましたが、短いところを使ってきてのマイルによく対応してくれましたし、急坂でも頑張ってくれました。良い馬ですね」
8着プリモシーン(ビュイック騎手)
「スタート、ポジション共に悪くなかったですけど、ポジションを上げたいときに外から被される形になってしまいました。4コーナーの手前から前が壁になって約2秒くらい待たされる形になりましたし、トップスピードに乗るまで時間がかかりました。結果論ですが、これなら3コーナー辺りで外に出して早めに上がっていっても良かったかもしれません」
11着フローレスマジック(ルメール騎手)
「スタートが良くなくて後ろからになりました。その後はスムーズでしたが、あまり反応が良くなくてゆっくり走っている感じでした。勝ち馬の後ろでちょうど良い位置でしたが、速く走れませんでした」
- ミスパンテール
- (牝4、栗東・昆厩舎)
- 父:ダイワメジャー
- 母:エールドクラージュ
- 母父:シンボリクリスエス
- 通算成績:13戦6勝
- 重賞勝利:
- 18年阪神牝馬S(G2)
- 18年京都牝馬S(G3)
- 17~18年ターコイズS(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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