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【京成杯・想定騎手】皐月賞と同じ舞台で躍動 シークレットラン、カテドラルら13頭
2019/1/6(日)
1月14日(月)、中山競馬場で行われる第59回京成杯(3歳 国際 別定 芝2000m)の登録馬が発表された。
厳寒期の、そして開催後半の中山芝2000mを舞台としていることから、相当なスタミナを求められるのが京成杯。2013年の覇者フェイムゲームは後に天皇賞(春)で2着となっていることが、京成杯というレースの性質をよく表している。タフな舞台で持続力比べを制し、足音が聞こえつつある春のクラシックへの挑戦権を得るのはどの馬か。
前走の葉牡丹賞を勝って、戦績を3戦2勝としたシークレットラン(牡3、美浦・田村厩舎)が初重賞制覇を狙う。葉牡丹賞では道中後方に控えると、4コーナーで進出し、直線でもしっかり伸びて7番人気の低評価を覆した。唯一敗れた新馬戦は相手がハイレベルの東京スポーツ杯2歳Sで2着だったアガラス。そのデビュー戦から24キロ増えており、着実に成長し続けている。一見地味な血統構成も、近親にはエアグルーヴらがいる名門牝系出身であり、底力を秘めていそうだ。
東京スポーツ杯2歳S11着から巻き返しを狙うのはカテドラル(牡3、栗東・池添学厩舎)。メンバーの揃った新馬戦を快勝し、2戦目の野路菊Sではデビュー戦圧勝で評価が高まっていたヴェロックスを破った。前走は11着だったものの、前に行った馬には厳しいレースで、同じく前に行って7着に沈んだクリノガウディーが次走の朝日杯FSで2着だったことを考えれば、この馬にも巻き返すチャンスはある。兄にダート重賞を制したジェベルムーサがいるように、持続力はメンバー上位。
葉牡丹賞2着のランフォザローゼス(牡3、美浦・藤沢和厩舎)も有力候補の一頭。デビュー2戦目だった前走も器用な立ち回りを見せてシークレットランに迫る走りを見せた。デビュー戦で負かした相手からは勝ち上がる馬が続出しているように、レベルの高い新馬戦を制してきた馬。祖母が女傑エアグルーヴ、伯父がルーラーシップ、いとこがドゥラメンテと豪華絢爛なファミリー出身だけに、先々まで楽しみな逸材だろう。
川崎競馬所属として挑む札幌2歳S2着馬ナイママ(牡3、川崎・河津厩舎)、芙蓉Sで3着に入るなど持続力あるカイザースクルーン(牡3、美浦・相沢厩舎)、母は桜花賞馬マルセリーナという良血馬・ラストドラフト(牡3、美浦・戸田厩舎)など、クラシックを狙う若駒が揃った京成杯の登録馬と想定騎手は以下の通り。
カイザースクルーン 56 石川裕
カテドラル 56 福永
カフジジュピター 56 坂井瑠
クリスタルバローズ 56 北村宏
グレイスアン 54 ○○
シークレットラン 56 内田博
ダノンラスター 56 M.デムーロ
ナイママ 56 柴田大
ヒンドゥタイムズ 56 中谷
マードレヴォイス 56 三浦
ラストドラフト 56 C.ルメール
ランフォザローゼス 56 O.マーフィー
リーガルメイン 56 戸崎
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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