【大阪杯】前走有馬記念5着から巻き返しを期すキセキ「とても良い状態」

キセキ

大阪杯の追い切りでCWで調整されるキセキ

27日、大阪杯(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走有馬記念5着のキセキ(牡5、栗東・角居厩舎)はCWで最終調整。5F68.2-53.1-39.0-11.7をマークした。追い切り後に行われた共同会見での川田騎手のコメントは以下のとおり。

【川田騎手のコメント】
「(今朝の動きについて)馬場に入った時からすごく落ち着きがあって、精神的にも良い雰囲気なんだろうなと思いましたし、その後の調教内容にしても動きにしても、とても良い状態でここに来てくれているんじゃないかなと感じることができました。

(前走を振り返って)秋に素晴らしい競馬を続ける中で有馬記念まで来ましたけど、具合に関してはとても良かったと思います。ただ、ゲートの中で少し落ち着きすぎてしまうところがあって、その分ゲートの出があまり良くなく、そこから少し促してあの競馬をした分、どうしても道中いつも以上に力んでしまったので、それが影響しての5着だなとは思いますが、それでもあれだけ踏ん張れたというのは、あの馬の能力の高さだなと思います。

(秋の4走は本当に頑張った)本当に頑張りました。あれだけの競馬を毎回続けてくれましたから。

(前に行くスタイルは板についてきた?)そうですね、毎日王冠に関しては厩舎の方のリクエストで、前々で競馬を組み立ててほしいということだったのでそういう競馬をしました。その後も、天皇賞に関してはレースの流れの中で先頭まで行ってしまった方がいい形になったのでそういう競馬を選択したんですが、それで得たもので、ジャパンカップ、有馬記念とああいう競馬を組み立てたんですけど、本当によく頑張ってくれたなと思います。

(昨秋の経験をまた今年つなげていきたい?)継続的にやっていることはあると思いますし、ただ今回の競馬に関してはまだ角居先生とはしゃべっていないので、どういう競馬を組み立てようかという話しはしていませんから、そこに関してはまだちょっと相談してからになると思います。

(阪神芝2000mの適性)僕個人としては、特になにも問題ないとは思っています。

(2000mという距離)問題があるとは思っていません。

(今回のメンバーを見て)本当にこれだけの有力馬たちが、G1ウィナーたちがこれだけ揃いましたから、素晴らしいG1であることに間違いないので、その中でキセキがどういう競馬ができるかということだと思うので、キセキとともにしっかりと頑張れたらなと思います。

(ファンの皆さんへのメッセージ)先程の調教を見るにすごく良い状態で来れてるんじゃないかなと思いますし、ここでも彼らしい競馬ができればと思いますので、精一杯頑張ってくれると思うので、これだけのG1馬が集まりますから、ぜひ競馬場で生で競馬を観戦していただきたいなと思いますし、テレビ越しでも楽しんでいただけたらなと思います。