【パトロールビデオ調査隊】前走イン大渋滞で不完全燃焼だった重賞出走馬を狙え!

<前走で不利を受けた馬リスト>

●4月7日(日)中山8R・4歳上500万(ダート1800m)
タイキダイヤモンド(牡5、美浦・高木登厩舎)

前走:3月24日(日)中山8R・4歳上500万(ダート1800m) 3着

デビューから1ヶ月、まだ勝ち星のない菅原明騎手が騎乗するタイキダイヤモンド。このコンビは相性が良く、ここ2戦は2、3着と結果を残している。ただ前走の3着が"ワケアリ"で、3コーナーまではスムーズに運べたものの、4コーナー入口で前を走っていたトップギアが左右にフラフラしたことで、行き場がなくなり追い出しを待たされてしまった。 その後直線に入ってからはよく伸び、勝ち馬アークカンパネラとはハナ+クビ差の3着。追い出しを待たされなければ勝っていただろう。コンビ3戦目の今回、人気は背負うだろうが、何とかここで初勝利を挙げてほしい。


●4月6日(土)中山2R・3歳未勝利(ダート1800m)
ホワイトストーム(牡3、美浦・小野次厩舎)

前走:3月17日(日)中京2R・3歳未勝利(ダート1900m) 3着

前走の中京ダート未勝利戦は5番手で追走し直線を向くも、外にいた勝ち馬パシージョが内を締めたことで思いきり詰まってしまった。それでいてパシージョとは0.1秒差の3着。まともなら勝っていた可能性は高い。

ホワイトマズル×チチカステナンゴと重厚な配合で時計の速い馬場は苦手と思えるだけに、今週の中山が晴れ続きで良馬場を見込めることは大きなプラス。相手関係も中央場所にしてはそこまででもないだけに、前進を期待したい。


◆先週の結果◆

★土曜中山11R・船橋S ショウナンアエラ 3着(5人気)
前走のアクアラインSでは直線で前をカットされて落馬寸前の不利があった馬。それだけに今回人気が落ちて5番人気だったのはおいしかったと言える。

「好スタートが大きかったです」と騎乗した大野拓弥騎手が振り返るように、素晴らしいスタートからリズムに乗り、外枠から自分の競馬ができたことが一番の好走要因だろう。1200mであれば引き続き要マークだ。

★土曜中山11R・船橋S レーヴムーン 9着(6人気)
スタートして1馬身ほどの出遅れ。1~3着馬はそれぞれ4コーナーを4、2、2番手で通過していることから、結果的にこの出遅れは命取りとなってしまった。

出遅れた後は悪い競馬ではないのだが、いかんせん前が止まらない流れ。34.0-34.7では差し馬は厳しい。出遅れ癖があるだけに毎回狙えるタイプではないものの、外枠の偶数馬番などゲートに入っている時間が短い枠の際にまた狙いたい。


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