【宝塚記念】アルアインでG1連勝を狙う池江調教師「キビキビした良い頃の走り」

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19日、宝塚記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走大阪杯1着のアルアイン(牡5、栗東・池江寿厩舎)は栗東坂路で最終調整。5F53.8-39.2-25.2-12.3をマークした。追い切り後に行われた共同会見での池江泰寿調教師のコメントは以下のとおり。

【池江泰寿調教師のコメント】
「(最終追い切りの内容と感触)今日は坂路コースで単走だったんですけれども、先週先々週と併せ馬で結構しっかり負荷をかけたので、今週はもう単走で微調整というか、息を整えるような調整でした。

(動きなどは文句なしだったか)キビキビしていましたし、良い頃の走りだと思います。

(前走を振り返って)展開も読みやすかったですしね。内が空くんじゃないかということもありましたので、作戦が上手くハマったというのもありますし、馬の状態も本当に良かったので、全てが良い方向に噛み合ったという感じでしたね。

(前走と同じぐらいの状態か)状態的には同じぐらいの状態か、もしくはそれ以上の状態に仕上がっていると思います。

(G1連勝がかかっているが)また再度いろんな幸運が重なりあえば、可能性はあるんじゃないかなと思っています。

(豪華メンバーだが)強いメンバーが揃っていますので、厳しい戦いになるんじゃないかなと思っています。

(阪神コースは好相性だが)そうですね。4戦3勝だと思いますが、合うコースだとは感じています。

(どのあたりが合うのか)あまり広いコースとか、東京や京都の直線が長いコースよりは、小回りコーナー4つというのは中山でも皐月賞を勝っているように、脚質的に合うんじゃないかと思っています(笑)。

アルアイン

栗東坂路で宝塚記念の調整を行ったアルアイン


(当日のレースプランのイメージ)枠順にもよると思いますが、ある程度前にポジションを付ける馬というのはわかっていますし、前に行く有力馬に付かず離れずの感じで行ければいいかなと思います。

(枠は内枠が希望か)極端な内は避けたいけれど、内目から真ん中あたりだったら良いんじゃないかと思います。

(道悪馬場への適性)若い時よりもだいぶ幅が出て筋肉量も増えているので、ある程度の緩い馬場はこなせるようになりましたし、実際に大阪杯も緩い馬場だったんですけれどもこなしましたんでね。あまり降水量が多くならなければいいなとは思っていますが。

(前走ブリンカーの効果はてきめんだったのか)そうですね、ブリンカーの効果もあったと思いますし、状態も展開も良かったですね。今いろんなものが複合的に重なって生まれた結果だと思います。ブリンカーだけというよりも、ブリンカーも勝った要因のひとつであるということだと思います。

(グランプリの位置付け)私も幼い頃から、宝塚記念のファン投票の葉書に馬名を書いて送っていましたので、本当にファンの皆さんが作るレースと感じていますので、何とかそのレースでファンの皆さんに喜んでもらえるような走りができればと思っています。

(先生も葉書に書いていた?)そうですね。トレセンの事務所に葉書を取りに行って、好きな馬の名前を書いたり、父の厩舎の馬の名前、オープン馬じゃないのに書いたりして出していました(笑)。

(グランプリに強い池江先生というイメージがあるが)たまたま勝つ馬がいただけで、幸せな調教師だなと感じております。

(ファンに向けての意気込み)まずはたくさんの投票をいただきまして、御礼を申し上げます。そして、その結果期待に応えられるように、しっかり当日まで馬を仕上げて頑張りたいと思います」

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