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【今週のコメント特注馬】クラス卒業間近!致命的不利を受けたアノ馬を狙え!
2019/6/21(金)
<現場取材でつかんだ!コメント特注馬>●6月23日(日)東京6R・3歳未勝利(ダート2100m)
トランスポーター(牡3、美浦・戸田厩舎)
デビューから2→5→4着と未勝利脱出まであと一歩のところまで来ていた前走。2番人気に推され、好スタートを決めたが、1コーナーでハナを切ったバトルフリーダムが外へ斜行。その影響で躓いてしまい、落馬するかと思うほどの不利を受けてしまった。その後持ち直したものの、最後までリズムを取り戻せないままレースは終わり、6着に敗れた。
管理する戸田博文調教師も「最初のコーナーの不利があったし、ジョッキーもあの不利が全てと言っていましたね。今日は色々と噛み合いませんでした。ジョッキーはダートのほうがいいのではと言っていました」と振り返る。兄ケンセイヤ、姉アイリスロードがダートで走っていることを考えれば、ダート替わりは奏功するかもしれない。未勝利卒業は間近まで来ているだけに、力の入る一戦だろう。
●6月23日(日)東京12R・3歳上1勝クラス(ダート1400m)
リトルモンスター(牝3、美浦・武井厩舎)
昇級緒戦も、藤田菜七子騎手が騎乗し49kgの軽量だったことから2番人気に推された前走。出遅れて後方からとなり、その後コーナーに差し掛かるあたりで、今度は馬が曲がらず減速。位置取りを最後方まで下げてしまった。この時点で勝負圏外と思われたが、直線ではメンバー中最速の上がり3F34.6の末脚を使って鋭伸。5着まで押し上げた。
騎乗した藤田菜七子騎手も「スタートの1歩目が遅く後ろからになりましたし、3コーナーで曲がっていかずに更に位置取りを下げてしまいました。ラストはいい脚を使ってくれただけにもったいなかったです」と語るように、ロスさえなければ3着以内は間違いなかっただろう。今回は前走から斤量3kg増とはいえ、52kgで出走できるのもプラスだ。
◆先週の結果
★日曜函館11R・木古内特別 レッドオールデン 2着(2人気)
約6ヶ月ぶり、初ダートだった前走はハナを切るも最後息切れして4着に敗れた。騎乗したC.ルメール騎手は「先行できましたが、道中の手応えに余裕がなく、ワンターンの1600mは忙しいようです。コーナーが4つあるコースのほうがいいですね。ダートの走りは良かったです。今日は休み明けで最後は息切れしましたが、叩いた次は良くなると思います」と語っていたが、今回はコーナー4つ、函館のダート1700mで叩き2戦目。実際に前走と比べて粘り腰はアップしていた。
今回に関しては、「今日は勝った馬が強かったです」と騎乗したレーン騎手が言ったように、勝ったリワードアンヴァルが強過ぎたのが全て。勝ち馬は北海道開催中にオープンまで出世してもおかしくない。レッドオールデン自身の競馬の内容は悪くなく、次走以降も安定して走ってくれることだろう。
※土曜函館8R・3歳上1勝クラス(芝1200m)に出走予定だった推奨馬フォレブルート(牝3、栗東・安田隆厩舎)は禁止薬物の影響下にある可能性が否定できないため、競走から除外されました。
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