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【菊花賞】順調に良化 ザダル、ニシノデイジーら関東馬5頭の1週前追い切りコメント
2019/10/14(月)
■20日京都11レース・菊花賞(G1)1週前情報
【10/9追い切り】
●ザダル(牡3、美浦・大竹厩舎)・前走=セントライト記念3着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.5-68.6-54.1-40.1-12.9秒をマーク。
【大竹正博調教師のコメント】
「前走は最後に差し返されてしまいましたが、余裕残しの分もありましたしトライアルとしては悪い内容ではなかったと思います。レース後は放牧に出して帰厩後も順調ですし、以前に骨折した右ヒザのコントロールもできています。今回は長距離戦ですし体型がスラッとしていた方が良いかと思って、少し体を絞っていこうかと思っています。
1週前追い切りは、ウッドコースで併せ馬でやりました。長めから馬なりで良い動きでしたし、前走を使った反動は見られません。輸送にも慣れてきたとは思いますが、以前阪神へ輸送したときに馬運車のなかで暴れましたし突発的に同じようなことが起きるかもしれないので、上手くクリアしてくれればと思います」
まだ底を見せていないザダル
●ニシノデイジー(牡3、美浦・高木登厩舎)・前走=セントライト記念5着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.6-53.5-39.4-12.3秒をマーク。
【高木登調教師のコメント】
「1週前追い切りは久々に併せ馬でやりましたが、気負わずにリズム良く走れていたので問題はありません。レース当該週は火曜日に馬場に入れて、水曜日はルメール騎手に乗ってもらう予定です。この中間もあまりテンションを上げないように調整してきました。ダービーも前走も折り合い面は我慢できていましたし、その点はクリアできました。距離3000をこなせるスタミナはありますが、ガーッと動いていく形になってしまうとどうかなのでリズム良く運べればと思います。京都コースは良いと思います」
実績は上位のニシノデイジー
●ホウオウサーベル(牡3、美浦・奥村武厩舎)・前走=阿賀野川特別1着
蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.5-66.4-52.2-38.5-12.36秒をマーク。
【蛯名正義騎手のコメント】
「1週前追い切りは少し強めにやってほしいと指示を受けていたので終いしっかりやりましたが、久々の緩さは若干あったもののいつも通りの動きを見せていました。フリージア賞の頃はまだ馬が競馬を分かっていないまま走っている雰囲気でしたし、肉体的にも精神的にも幼い感じでした。そこで春シーズンを諦めて秋に向けて休養させたことで馬が成長してきましたし、その意味ではフリージア賞の敗戦をキッカケに良い方に向いたかと思います。
その後の2戦は思い通りの競馬ができていますし、特に前走はここを勝たないと次はないくらいの気持ちだったので100点満点の競馬ができて良かったです。その後にトライアルを使うと本番で厳しくなると思いましたし、馬が飽きないようにすることと体力的なことを考えると無駄打ちはできないので、1戦1戦勝負してここまで持ってきました。元々気性的にオットリしていていつも大人しいお坊ちゃんみたいな感じでしたが、今はチャカチャカする面も見せて競馬が近づいてきていることも分かってきていると思います。
気性的に折り合い面での心配はありませんし、フットワークがすごく綺麗な馬です。距離、斤量、同世代の一線級との力関係など未知の部分はありますが、そのなかでもやれるだけの及第点をあげられるパフォーマンスを前2走で見せてくれましたからね。そこからもう一段ギアを上げたときに、応えてくれればと思います」
【10/10追い切り】
●カウディーリョ(牡3、美浦・堀厩舎)・前走=HTB賞1着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.6-52.8-38.6-11.6秒をマーク。
【森助手のコメント】
「前走後は北海道で放牧に出して、帰厩後も順調にきています。前走で減った体がまだ戻っていませんし、体がもうひと回り大きくなってきてもらいたいです。この中間はだいぶ落ち着きが出てきましたし、精神面が成長していることは良いと思います。1週前追い切りもこの馬なりに動けていましたし、良い状態だと思います。瞬発力というタイプではありませんし、スタミナ勝負の展開になってくれればと思います」
スタミナに自信を持つカウディーリョ
●ヒシゲッコウ(牡3、美浦・堀厩舎)・前走=阿寒湖特別1着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.3-53.7-38.6-12.3秒をマーク。
【森助手のコメント】
「札幌で勝った後も放牧に出さず、在厩調整で進めてきています。函館を経由して美浦へ帰ってきて、9月半ば辺りからピッチを上げて順調にきています。1週前追い切りは併せた相手が動く古馬だったので遅れはしましたが、この馬なりに動けていましたし十分な負荷をかけられたと思います。長く良い脚を使えるタイプですし、長距離戦は合うと思います」
素質開花の兆しを見せるヒシゲッコウ
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