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【ジャパンC】1頭だけ合致する好走パターン!今年も大駆け注意!
2019/11/21(木)

昨年のジャパンCを制したのは3歳牝馬アーモンドアイ
ジャパンカップ(G1)は、以前から3歳馬と牝馬が強いと言われている。近10年の3歳馬の成績は(3.2.2.20)で勝率11.1%。複勝率も25.9%で、数字的にも大健闘していることがわかる。
特に3歳牝馬の成績は優秀だ。日本馬に限れば[2.1.1.4]で複勝率は50%に達している。なんと言っても53キロで出走できる点は大きく、軽い斤量を生かして激走するシーンは珍しくない。過去10年で3着以内に入った3歳牝馬は以下の4頭。
09年3着 レッドディザイア (6人気)
12年1着 ジェンティルドンナ(3人気)
13年2着 デニムアンドルビー(7人気)
18年1着 アーモンドアイ (1人気)
ジェンティルドンナ、アーモンドアイといった3冠牝馬に加え、09年のレッドディザイア、13年デニムアンドルビーと人気薄でも馬券に絡んでくる。オークスや秋華賞でも好勝負していた馬ばかりだ。前走秋華賞5着以内だった3歳牝馬は[2.0.1.1]と活躍している。
オークスで好走していても、秋華賞をパスして牡馬混合G1に挑んだ馬、秋華賞で大敗した馬は[0.0.0.3]と不振。ハープスターやソウルスターリングでも凡走している。
今年出走する3歳牝馬はカレンブーケドール(牝3、美浦・国枝厩舎)。オークス、秋華賞とも2着で好走パターンに合致する。牡馬のG1ホースがズラリと揃って人気の盲点になりそうで、馬券的にも目が離せない。
●カレンブーケドール
【国枝栄調教師のコメント】
「ずっと坂路中心で調整してきて、先週末と最終追い切りをトラックコースでやりましたが、スムーズにできましたし良かったのではないかと思います。ジョッキーも手応えが良かったようですし、幸せそうな顔をしていました。
ここにきて実が詰まってきたというか、落ち着きがあってドッシリとして風格が出てきました。今回は古馬の一線級が相手で簡単にいかないと思いますが、斤量53キロで出走できますし上手く立ち回ってくれればと思います。馬もまだ重賞を勝っていませんが、ここで大きな仕事をしてもらいたいと思っています」
【津村明秀騎手のコメント】
「秋は2回使いましたが疲れも見られませんし、むしろグンと状態が上がってきています。前走は内で少し包まれるような形になって厳しい競馬になりましたが、最後も馬群を割って頑張ってくれました。心の強さとやっぱり能力があるなということを再認識しました。
オークスで好走しているように東京2400については何も心配していませんし、斤量差が4キロあることは有利に働くのではないかと思っています。オークスのときのように長く良い脚を使う形で、この馬の持ち味を生かしたいです」
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