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【根岸S】買って損なし!数字上のマジックで人気を落とした伏兵が好配当の使者に!
2020/1/31(金)

今年の根岸ステークス(G3・ダート1400m)は、フルゲート16頭中半数を超える9頭が7~9歳の高齢馬。一般的にサラブレッドが競走馬としてピークを迎えるのは3歳秋~4歳といわれています。多くの馬が5~6歳で引退しますが、根岸Sでは7歳以上の高齢馬が毎年のように穴をあけているのです!
▼根岸Sは高齢馬が走る!
15年 アドマイヤロイヤル 3着(単勝102.7倍15人気)←8歳
16年 タールタン 2着(6人気)←8歳
16年 グレープブランデー 3着(単勝43.2倍10人気)←8歳
17年 ベストウォーリア 2着(3人気)←7歳
18年 マッチレスヒーロー 4着(11人気)←7歳
19年 モーニン 4着(6人気)←7歳
2018、19年こそ4着と惜しくも馬券対象には届かなかったものの、単勝100倍を超えるブービー人気をはじめベテラン馬が毎年掲示板に載っています。
『ダートは高齢馬が強い』は競馬歴の長い競馬ファンにはよく知られた格言とはいえ、7~8歳馬を人間の年齢に置き換えると27~30歳前後。アスリートとしては下り坂にさしかかる年齢です。それだけに多くの場合は「高齢馬」というだけで人気になりません。
また根岸Sの行われる時期も高齢馬が不当評価を受ける大きな要因でしょう。12月まで6歳だったのに、年が明けたら規定により年齢を1つ重ねて7歳になります。しかし、実際は表記上だけにすぎず、ひと月足らずで競争能力が大幅に低下することはない証拠ではないでしょうか。
過去5年で馬券に絡んだ馬の共通点として、根岸Sと同舞台の東京ダート1400mのオープン特別を勝ったことがある馬か、フェブラリーS(G1、東京ダート1600m)勝ち馬という共通点がありました。今年の出走メンバーで上記の2ポイントに該当するのは……
カフジテイク(牡8)
17年根岸S(G3)、17年グリーンチャンネルC(東京ダ1400m)
ダノンフェイス(牡7)
17年霜月S(東京ダ1400m)
ドリームキラリ(牡8)
18年欅S(東京ダ1400m)
3頭とも6番人気以下が予想される伏兵馬ばかり。今年も数字のマジックで人気を落としたコース巧者のベテラン馬が、穴馬券の立役者になるかもしれません!
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