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【共同通信杯】1戦1勝の馬は買える?買えない?フィリオアレグロは本当に厳しいのか
2020/2/14(金)

馬券を購入する際に頭を悩ますのが、新馬戦を勝っただけの『1戦1勝馬』を買うかどうか。今年の共同通信杯(G3)にもフィリオアレグロが出走します。
キャリア1戦のみでの重賞挑戦は決して楽ではありません。過去5年における3歳世代の重賞では[4-6-4-41]の成績。勝率7.3%。連対率18.2%、複勝率25.5%で4回に1回は3着以内に来ている程度です。イメージほど悪い成績ではないかもしれませんが、勝ち馬はわずか4頭のみと苦戦を強いられています。
これを共同通信杯に限定すると、過去5年で以下のような成績です。
▼共同通信杯での1戦1勝馬の成績
19年 フォッサマグナ(2人気) 4着
19年 ゲバラ(5人気) 5着
18年 サトノソルタス(3人気) 2着
15年 リアルスティール(3人気) 1着
該当馬は4頭。外国産馬のフォッサマグナ(父War Front)をのぞく3頭はディープインパクト産駒でした。1戦1勝の馬でも、ディープインパクト産駒なら3戦2連対ということです。
サトノソルタスとリアルスティールはキャリア1戦にも関わらず、3番人気と注目を集めていました。今年フィリオアレグロが上位人気に支持されるようであれば、馬券に加えて損はないでしょう。
フィリオアレグロ(森調教助手)
「前走後はノーザンファームしがらきへ放牧に出して、約1ヶ月前に帰厩してからも順調に調整できています。初戦を使った頃と比べてひと回り成長してきましたね。1週前追い切りはデムーロ騎手が乗ってしっかり負荷をかけていますし、最終追い切りもラストまで良い動きでした。休み明けとしては力を出せる仕上がりで臨めます。
半兄のサトノクラウンと現時点で比べるのは可哀想ですが素質を感じますし、この時期に緩さがあることと気性面でカーッとするところは似ています。距離は延びて良いタイプだと思いますが、東京コースなら1800でも大丈夫だろうと思います。
まだキャリア1戦なので馬場適性については何とも言えませんが、重馬場もこなしてくれるのではないかと思います。重賞でも素質は通用すると思っています」
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