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【京都牝馬S】前走だけ見ればOK!? 今年の好走パターン該当馬は1頭だけ!
2020/2/21(金)
昨年は上位人気馬が総崩れで、大荒れとなった京都牝馬ステークス(G3、京都芝1400m)。攻略するうえで重要なポイントとなるのが、前走の距離です。2016年に『1月下旬の芝1600m』から『2月中旬の芝1400m』に条件変更されて以降、前走で1600m以上を走った馬が大活躍しているのです!
▼京都牝馬Sの前走距離別成績(過去4年)
~1200m[0-1-0-20]勝率0%、複勝率4.8%
1400m [1-0-3-10]勝率7.1%、複勝率28.6%
1600m~[3-3-1-23]勝率10%、複勝率23.3%
距離を短縮してきた馬が強い要因は、8週連続開催の最終週で行われるようになったことです。年明けから度重なるレースで芝が掘り返され、スピードよりスタミナが求められる馬場で行われます。芝1200mから距離を延長してきた馬が著しく不振なのは、分かりやすい例でしょう。
2016年以降はクイーンズリング、レッツゴードンキ、ミスパンテールと距離短縮組が3連覇。3頭に共通しているのは芝1600mの重賞で勝利経験、もしくは芝2000mのG1レースで2着以内があることです。
2019年こそ同距離の芝1400mに出走したデアレガーロが勝利したものの、2着は距離短縮のリナーテ(9人気)でした。
今年の京都牝馬Sには前走から距離短縮馬が多く出走を予定していますが、芝1600mの重賞で勝利経験があるのはサウンドキアラ1頭しかいません。前走からの斤量2キロ増も18年ミスパンテール、16年クイーンズリングが克服も該当して勝っているだけに要注目です。
サウンドキアラ(松山騎手)
「真っ直ぐに走れていたし、とても良かったと思います。気を抜かさないように気合をつけました。最後まで集中して走れていて、いい動きができたと思います」
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