新たな歴史の誕生！武豊騎手＆フルフラットがサウジアラビアで勝利掴む！

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提供：編集長のこの3頭で勝負
快勝したフルフラットと武豊騎手

快勝したフルフラットと武豊騎手

現地時間29日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場でサウジカップデーの諸競走が行われ、サンバサウジダービーC(ダ1600m)は、武豊騎手騎乗のフルフラット(牡3、栗東・森厩舎)が、道中は3番手を追走。次第にポジションを上げていき、直線に入る時には早め先頭、直線粘りに粘って見事1着でゴールした。

フルフラットは昨年の夏にデビューすると2戦目で初勝利。もみじS5着後にアメリカ・ブリーダーズカップジュヴェナイルに挑戦して5着。前走は京都の1勝クラスで2着だった。この勝利が日本調教馬初のサウジアラビア勝利。武豊騎手もサウジアラビア初勝利となった。今後は今月末のドバイ・UAEダービーから、ケンタッキーダービー出走を目指す予定。

フルフラット

その次のレース、サウジアカップ(ダ1200m)にはマテラスカイ(牡6、栗東・森厩舎)が出走。ハナを切ると直線入口では独走態勢を築き、そのまま逃げ切るかと思われたが、残り100mから急失速。最後は地元サウジアラビアのニューヨークセントラルに差し切られ2着だった。

メインレースのサウジカップ(ダ1800m)は日本から挑んだのは、ゴールドドリーム(牡7、栗東・平田厩舎)とクリソベリル(牡4、栗東・音無厩舎)。2頭ともに中団から食い下がったが、ゴールドドリームは6着、クリソベリルは7着。

勝ったのはアメリカG1を3勝しているマキシマムセキュリティ。G1を5勝している女傑ミッドナイトビズーを2着に下し、見事1着賞金約11億円を手にいれた。

これらのレースに先駆けて行われたモハメドユスフナギモーターズカップ(芝2100m)には、海外を転戦するディアドラ(牝6、栗東・橋田厩舎)が出走。直線よく伸びたものの、バーレーンのポートライオンズに敗れ2着となっている。

ディアドラ